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中国のBOEが5Gスマホを製造へ、第1弾は小米系ゲーミングスマホ



中国のBOE Technology Group (京東方科技集団)は完全子会社を通じて第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンの製造を開始することが分かった。

2020年2月20日付けで「SHARK MBU-A0」が中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過しており、機器名称は5G数字移動電話机で、申請者は中国のBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG) (南昌黒鯊科技)、製造者は中国のHefei BOE Vision-electronic Technology (合肥京東方視訊科技)と記載されている。

そのため、SHARK MBU-A0はBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)が製品化する第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンで、製造をHefei BOE Vision-electronic Technologyに委託したと考えられる。

Hefei BOE Vision-electronic Technologyは中国のBOE Technology Group (京東方科技集団)が中国のBeijing BOE Vision-Electronic Technology (北京京東方視訊科技)を通じて完全所有する。

Hefei BOE Vision-electronic Technologyは安徽省の省都・合肥市で工場を運営しており、これまではBOE Technology Groupが開発した液晶パネルを採用した中国のHuawei Technologies (華為技術)や中国のHisense Electric (青島海信電器)などが展開する液晶テレビおよび液晶モニタを中心に製造してきた。

決して事例は多くないが、通信機器を製造した実績もあり、スマートフォンとしてはBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)が展開する「Black Shark 2」のみ製造した経験がある。

BLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)としては再びHefei BOE Vision-electronic Technologyに製造を委託し、Hefei BOE Vision-electronic Technologyとしては初めて5Gに対応したスマートフォンを製造することになる。

なお、BLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)は中国のXiaomi Technology (小米科技)から出資を受け入れており、Black Shark (黒鯊)のブランド名でゲーム用途を重視したゲーミングスマートフォンを展開している。

SHARK MBU-A0もBlack Sharkのブランド名を関してゲーミングスマートフォンとして発表される見込み。

Hefei BOE Vision-electronic Technologyは2015年12月2日に設立されており、設立当初はスマートフォンを含めた携帯電話の製造の許可は保有していなかった。

2018年4月28日に経営範囲を変更して携帯電話の製造も可能となった。

CCC

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