富士通コネクテッドテクノロジーズ、Snapdragon 865 5Gを搭載したarrows 5Gを発売へ
- 2020年02月26日
- Android関連
米国のQualcommの完全子会社で同国のQualcomm Technologiesは同社が開発した携帯端末向けチップセットであるQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載したスマートフォンをはじめとする携帯端末は70機種以上が発表済みまたは開発中であることを発表した。
中国のBLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG) (南昌黒鯊科技)、vivo Mobile Communication (維沃移動通信)、Lenovo (Beijing) (聯想(北京))、Nubia Technology (努比亜技術)、Guangdong OPPO Mobile Telecommunications (OPPO広東移動通信)、RealMe Chongqing Mobile Telecommunications (RealMe重慶移動通信)、Xiaomi Communications (小米通訊技術)、ZTE (中興通訊)、台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)、韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)、そして日本のFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES (富士通コネクテッドテクノロジーズ:FCNT)、SHARP、Sony Mobile CommunicationsがQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを選択し、Qualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載した第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯端末を発売する予定という。
Qualcomm Technologiesは近日中に発表されるQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載したスマートフォンを紹介しており、日本企業のスマートフォンとしては発表済みのSHARP製「SHARP AQUOS R5G」およびSony Mobile Communications製「Sony Xperia 1 II」とともに、未発表のFUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIES製「FCNT arrows 5G」を案内している。
そのため、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESは近日中にFCNT arrows 5Gを発表する可能性があると考えられる。
FCNT arrows 5Gは日本を中心にスマートフォンをはじめとする携帯端末を展開しているため、FCNT arrows 5Gも日本で発売する可能性が高い。
日本の移動体通信事業者(MNO)は2020年春より5Gサービスを順次開始する予定で、5Gサービスの商用化に合わせて2020年春から2020年夏にFCNT arrows 5Gを発売すると思われる。
なお、FUJITSU CONNECTED TECHNOLOGIESはPolaris Capital Groupの子会社で、またFUJITSU (富士通)の関連会社である。
FUJITSUの携帯端末事業を担う完全子会社として設立されたが、携帯端末事業の再編に関する株式譲渡契約に基づく取引の完了に伴い、持分比率はPolaris Capital Groupが70%、FUJITSUが30%となった。
ほかにもQualcomm Technologiesは未発表のQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載した携帯端末を紹介しており、BLACKSHARK TECHNOLOGIES (NANCHANG)製のBlack Shark 3、vivo Mobile Communication製のvivo APEX 2020 Concept Phone、Lenovo (Beijing)製のLegion Gaming Phone、Nubia Technology製のnubia Red Magic 5G、Xiaomi Communications製のRedmi K30 Pro、ASUSTeK Computer製のASUS ZenFone 7およびROG Phone 3の存在が判明している。
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