Apple iPhone SE (第2世代)となるA2275/ A2297/ A2298がFCC通過
- 2020年04月23日
- Apple関連
米国のApple製のLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM端末「A2275」、「A2297」、「A2298」が2019年4月15日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはBCG-E3500A。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 2600(B7)/2300(B30)/ 1900(B2/B25)/1700(B4/B66)/ 850(B5)/800(B26)/ 700(B12/B13/B14/B17)/ 600(B71) MHz, LTE (TDD) 3600(B48)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, CDMA2000 1900(BC1)/800(BC0/BC10) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
A2275、A2297、A2298はいずれもApple iPhone SE (第2世代)として発表されている。
Apple iPhone SE (第2世代)には複数の型番が用意されており、A2275は米国領土を含めた北米版、A2298は中国本土版に該当する。
A2297は公表されていないが、中国本土向けには2種類の型番を用意することが多いため、A2298と同じく中国本土版となる可能性が高い。
A2275、A2297、A2298は同一機器としてFCCの認証を受けたことから、電気的に共通であることが分かる。
北米版はeSIMに対応しており、中国本土版はeSIMに非対応となるが、中国本土版はソフトウェアの制御でeSIMの機能を封じると思われる。
Apple iPhone SE (第2世代)の型番としては国際版のA2296も存在するが、A2296のみ異なる機器としてFCCの認証を受けているため、電気的に異なると考えられる。
FCCではラベルが公開されている。
なお、Appleは2020年4月24日より世界各地でApple iPhone SE (第2世代)を順次発売する予定である。
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