楽天モバイル、パートナー回線エリアのデータ通信容量を順次増量
- 2020年04月22日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスにおいて、パートナー回線エリアの月間データ通信容量を2020年4月22日より順次増量する。
移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスは料金プランがRakuten UN-LIMITの1種類で、料金プランの発表当初はパートナー回線エリアの月間データ通信容量は2GBと案内していたが、2020年4月22日より月間データ通信容量を5GBに引き上げる。
月間データ通信容量の増量は順次と案内しており、筆者の回線では2020年4月22日の13時点では依然として2GBから増量されていないが、2020年4月22日以降に順次増量されると思われる。
また、料金プランの発表当初は所定の月間データ通信容量を超過すると当月末まで通信速度は最大128kbpsに制限すると案内していたが、移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスを商用化した2020年4月8日より最大1Mbpsに改定した。
Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスには楽天回線エリアとパートナー回線エリアが存在する。
Rakuten Mobileが自ら基地局を設置して整備するエリアが楽天回線エリアとなり、Rakuten Mobileとローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備するエリアがパートナー回線エリアとなる。
Rakuten Mobileは日本全国で基地局を設置して楽天回線エリアの整備を進める計画であるが、楽天回線エリアを整備できていないエリアではローミング協定に従って沖縄県以外ではKDDI、沖縄県ではOkinawa Cellular Telephoneが整備したLTE方式をローミングとして利用できる。
なお、ローミングの対象エリアは大阪府大阪市、愛知県名古屋市、東京都特別区(東京23区)、局所的なトラヒック混雑エリアを除いた日本全国であるが、大阪市、名古屋市、東京都特別区でも屋内施設の一部などはローミングの対象エリアに含まれる。
ローミングの提供期間は2026年3月31日までと定められているが、都道府県ごとに楽天回線エリアの人口カバー率が70%を上回れば、その時点でRakuten MobileとKDDIまたはOkinawa Cellular Telephoneが協議を行い、各都道府県におけるローミングの提供の継続または終了を決定する。
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