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台湾最大手の中華電信、早ければ7月1日に5Gを商用化



台湾の移動体通信事業者(MNO)であるChunghwa Telecom (中華電信)は早ければ2020年7月1日に第5世代移動通信システム(5G)を導入する計画であることが分かった。

Chunghwa Telecomは台湾で最初の5Gサービスの商用化を目指し、2020年7月に5Gサービスを商用化する目標を掲げてきたが、Chunghwa Telecomの董事長は株主総会で早ければ2020年7月1日に5Gサービスを商用化する計画を明らかにした。

Chunghwa Telecomは5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.5GHz帯およびミリ波(mmWave)の28GHz帯を確保しており、3.5GHz帯および28GHz帯で5Gサービスを提供するための免許を台湾の政府機関で電気通信分野などの規制を司る国家通訊伝播委員会(National Communications Commission:NCC)に申請していた。

国家通訊伝播委員会は2020年6月3日付けで5Gサービスを提供するための免許をChunghwa Telecomに交付したため、Chunghwa Telecomは5Gサービスを商用化するために必要な条件を満たした。

5Gサービスを提供するための免許はChunghwa Telecomが台湾の移動体通信事業者としては初めて交付を受けており、Chunghwa Telecomが目指す台湾で最初の5Gサービスの商用化も実現する可能性が高い。

5Gの通信方式はNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成を導入することが決まっている。

NR Bandは3.5GHz帯がFR1のn78、28GHz帯がFR2のn257となる見通しである。

基地局をはじめとする通信設備はスウェーデンのEricssonおよびフィンランドのNokiaより調達する。

Nokiaの通信設備は台湾中部と台湾南部で使用することが判明しており、台湾中部と台湾南部以外ではEricssonの通信設備を使用すると思われる。

Chunghwa Telecomは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式の通信設備もEricssonとNokiaを採用しており、引き続きEricssonおよびNokiaと協力することになる。

なお、加入件数を基準にChunghwa Telecomは台湾で最大手の移動体通信事業者となっている。

Chunghwa Telecom

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