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台湾で5GスマホSony Xperia 1 IIを発表、6月20日に発売へ



Sonyの台湾法人であるSony Taiwan (台湾索尼)はSonyの完全子会社であるSony Mobile Communications製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「Sony Xperia 1 II (XQ-AT52)」を台湾向けに発表した。

フラッグシップとして展開するハイスペックなスマートフォンである。

OSにはAndroid 10を採用し、チップセットはQualcomm Snapdragon 865 5G Mobile Platformを搭載している。

ディスプレイはHDR対応の約6.5インチ4K(1644*3840)有機ELで、カメラはリアに3個の約1200万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約800万画素CMOSイメージセンサを備える。

通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/1500(B32)/ 900(B8)/850(B5)/800(B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B17/B28/B29) MHz, LTE (TDD) U-NII(B46)/2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。

なお、n77はソフトウェアのアップデートを通じて対応する予定である。

第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はノンスタンドアローン(NSA)構成およびE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)に対応し、ダイナミックスペクトラムシェアリング(DSS)も利用できる。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)にも対応している。

SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。

Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。

システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は256GBである。

電池パックの容量は4000mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用し、無線充電にも対応する。

カラーバリエーションは耀黒、羽白、鏡紫の3色から選べる。

台湾では2020年6月20日に発売する予定で、価格は35,990台湾ドル(約131,000円)に設定されている。

台湾の移動体通信事業者(MNO)としては大手3社に数えられるChunghwa Telecom (中華電信)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)が取り扱うことが決まっている。


Sony Taiwan

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