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愛媛CATVがローカル5Gの無線局免許を取得、四国では初めて



EHIME CATV (愛媛CATV)はローカル5Gの無線局免許を取得した。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の四国総合通信局は2020年7月15日付けでEHIME CATVに対してローカル5Gの無線局免許を付与したと明らかにした。

四国総合通信局がEHIME CATVより申請されたローカル5Gの無線局を審査したところ、電波法令に適合していると認められたため、2020年7月15日付けで無線局免許を付与したという。

無線局の種別は基地局、局数は1局、周波数はミリ波(mmWave)の28GHz帯となっている。

基地局の設置場所は愛媛県松山市久米窪田町で、通信環境を提供する主な用途は研究施設のブロードバンド環境と案内している。

EHIME CATVは2020年8月を目途に無線局免許の交付を受けたローカル5Gの基地局の運用を開始する予定である。

なお、四国総合通信局管内ではEHIME CATVが初めてローカル5Gの無線局免許を取得したことになる。

総務省は2019年12月24日にローカル5Gに関わる省令と告示を公布および施行しており、2019年12月24日よりローカル5Gの無線局免許の申請の受け付けを開始した。

ローカル5G向けの周波数は28GHz帯の100MHz幅で、周波数範囲は28200~28300MHzとなる。

通信方式はNR方式を導入することになり、当初はLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用する見込みで、NSA構成ではアンカーバンドとして機能するLTE方式への常時接続が必要である。

アンカーバンドとして使用できるLTE方式にはLTE方式と高い互換性を確保した通信方式も含まれ、地域広帯域移動無線アクセスシステム(以下、地域BWA)の高度化方式との連携も認められている。

EHIME CATVは松山市を含めた愛媛県内の複数の自治体で自らLTE方式と高い互換性を確保した地域BWAの高度化方式を整備しているため、地域BWAの高度化方式をアンカーバンドとして使用すると思われる。

また、総務省が運用する電波利用ホームページで公開されている情報から、ローカル5GではEHIME CATVも設立に関与したGrape Oneのコア設備を使用する可能性が高い。

総務省

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