ファーウェイ製のLTEタブレット2機種が技適通過
- 2020年08月14日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報が更新された。
中国のHuawei Technologies (華為技術)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「AGR-L09」および「AGS3-L09」が2020年7月22日付けでCertificate Technical Support Center (認証技術支援センター)を通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号はAGR-L09が018-200187、AGS3-L09が018-200186。
いずれもモバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/900(B8)/ 800(B18/B19/B26)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
いずれも未発表端末の型番で、工事設計認証ではHuawei Technologiesの日本法人であるHuawei Technologies Japan (華為技術日本)が申請者となっている。
Huawei Technologiesの型番規則からAGR-L09は中国向けに発表したHONOR Pad X6、AGS3-L09は中国向けに発表したHUAWEI Changxiang Pad 2またはHONOR Pad 6と同等のスペックを有するタブレットになると思われる。
スペックと価格を抑えたエントリークラスのタブレットであるが、HONOR Pad X6よりHUAWEI Changxiang Pad 2およびHONOR Pad 6の方が上位となる。
日本の認証である電波法に基づく工事設計認証を取得したことから、日本で販売するために準備していると思われるが、日本では中国とは異なる製品名で展開する可能性が高い。
日本では2020年以降はHUAWEI MatePadシリーズでタブレットを展開しているため、HUAWEI MatePadシリーズのタブレットとして展開すると推測している。
モバイルネットワークに対応しているが、移動体通信事業者(MNO)は取り扱わず、SIMロックフリーで展開する見込み。
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