楽天モバイル、楽天回線の拡大予定のエリアを公開
- 2020年09月29日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として提供する楽天回線の拡大予定のエリアを公開した。
Rakuten Mobileが移動体通信事業者として提供する携帯通信サービスではRakuten Mobileが自ら基地局を設置して整備を行う楽天回線エリアと、Rakuten Mobileがローミング協定を締結したKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が整備を行うパートナー回線エリアが存在する。
これまで、サービスエリアとしてはすでに利用できる楽天回線エリアとパートナー回線エリアを公表していたが、2020年9月29日付けでサービスエリアのページを更新しており、楽天回線拡大予定エリアも追加している。
移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化後、初めて楽天回線の拡大予定を公表したことになる。
2020年9月29日時点では楽天回線拡大予定エリアは2020年10月末時点の予定および2020年12月末時点の予定を確認できる。
すでに利用できる楽天回線エリアは2020年9月16日付けで2020年9月10日時点の情報に更新したが、2020年9月29日正午時点では2020年9月16日付けで更新した情報から変わりない。
Rakuten Mobileは連休後などを除いて基本的にほぼ1週間の間隔でサービスエリアを更新しており、楽天回線エリアおよび楽天回線拡大予定エリアは順次更新すると思われる。
なお、Rakuten Mobileは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を運用しており、周波数は1.8GHz帯(Band 3)を使用する。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式も導入する計画で、周波数は3.7GHz帯(n77)および28GHz帯(n257)を使用することが分かっている。
パートナー回線エリアはKDDIおよびOkinawa Cellular TelephoneのLTE方式で、周波数は基本が800MHz帯(Band 18およびBand 26)となる。
ただ、800MHz帯が優先の搬送波となるキャリアアグリゲーション(CA)によって800MHz帯以外の周波数も利用できる場合がある。
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