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楽天モバイルがRakuten BIG s (3917JR)を準備中か、宇龍が製造



Rakuten Mobile (楽天モバイル)向けの中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))製のLTE端末「3917JR」が2020年11月23日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。

Bluetoothモジュールのバージョンは5.1。

3917JRは未発表端末の型番である。

認証ページでは製品名の項目にRakuten BIG s、製品カテゴリの項目にPhoneと記載されている。

そのため、3917JRはRakuten BIG sとして発表されると思われる。

Rakuten Mobileがオリジナルのスマートフォンとして展開する見込み。

すでに3917JRは電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かっている。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで工事設計認証の情報が公表されており、モバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 800(B18/B19/B26) MHzで認証を取得し、ほかに2.4GHz帯の無線LANの周波数でも認証を取得したことを確認できる。

工事設計認証ではBluetoothの周波数で認証を取得しておらず、電波利用ホームページで公開された情報からRakuten Mobile向けのモバイル無線LANルータの可能性が高いと判断した。

しかし、Bluetooth SIGの認証でBluetooth 5.1に対応し、電話であることが確定しているため、Bluetoothの周波数を含めて改めて工事設計認証を取得すると思われる。

工事設計認証を再通過することは確実で、再通過と同時に通信方式や対応周波数を追加して認証を受ける場合があるため、すでに公表された工事設計認証の情報で通信方式や対応周波数は断定できない。

いずれの認証も申請者はYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)であるため、製造はYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)が担当することが分かる。

なお、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)は英領ケイマン諸島のCoolpad Groupの完全子会社で、主に中国などでCoolpadのブランドを冠したスマートフォンを展開しているが、移動体通信事業者(MNO)のブランドを冠したスマートフォンの開発および製造も行う。

世界の主要な移動体通信事業者としては米国のT-Mobile USAおよびSprint、英国のVodafone Group傘下の移動体通信事業者にもスマートフォンを納入した実績がある。

ただ、日本向けのスマートフォンを製品化した実績はないため、Rakuten BIG sはYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)にとって初めての日本向けのスマートフォンとなる。

Bluetooth SIG

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