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Coolpadが日本向けに製品を投入、最初は楽天モバイル向けか



中国を拠点とする英領ケイマン諸島のCoolpad Groupは2020年に国際展開を日本に拡大する計画を公式に言及していることが分かった。

Coolpad Groupは2020年中間報告書を通じて長期戦略の進展に関して案内しており、2020年の国際事業の進展としては従来の北米から日本および中南米などへ拡大に成功したという。

また、国際事業では従来のスマートフォンに加えてタブレット、スマートウォッチ、モバイルブロードバンド製品も立ち上げたと説明している。

具体的に日本の国名を記載しているため、2020年には日本で製品を発売する計画と分かる。

これまでに、日本でCoolpad Groupの製品は発売されていないが、日本および中南米などへ拡大に成功したと案内しているため、すでに社内では日本で製品を発売することが確定している状況と解釈できる。

Coolpad Groupはグループを統括する持株会社で、傘下の主要な事業会社としてはCoolpad Groupの完全子会社で中国のYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen) (宇龍計算機通信科技(深圳))が存在する。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ホームページで認証の状況を確認すると、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)製の3917JRが2020年10月9日付けでDSP Researchを通じて工事設計認証を取得したことが分かる。

3917JRはYulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)にとって初めて工事設計認証を取得した製品で、初めての日本向け製品となる見込み。

また、3917JRはBluetooth SIGの認証も取得しており、製品名はRakuten BIG sで製品カテゴリは電話と記載されているため、Rakuten Mobile (楽天モバイル)が展開するオリジナルのスマートフォンと推測できる。

Coolpad Groupや公的な認証機関などが開示した情報を総合すると、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)にとって最初の日本向けの製品はRakuten Mobile向けと考えられる。

なお、Yulong Computer Telecommunication Scientific (Shenzhen)は中国事業が中心で、2020年の中国事業の進展としては第5世代移動通信システム(5G)に対応した端末やスモールセルの発売に成功したと案内している。

基本的に事業は端末の企画、開発、製造、販売が中心であるが、中国では新たに5Gに対応したスモールセルの販売も開始したことが分かる。

Coolpad

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