韓国のKT、5GスマホGalaxy Jumpを準備中
- 2021年04月18日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKT Corporationは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のスマートフォン「Samsung Galaxy Jump」を準備していることが分かった。
KT Corporation向けのSamsung Electronics製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「SM-A326K」が2021年4月16日付けでBluetooth SIGの認証を通過した。
Bluetoothモジュールのバージョンは5.0。
未発表端末の型番であるが、Bluetooth SIGの認証ページでは製品名がGalaxy Jumpと記載されている。
そのため、Samsung Galaxy Jumpとして発表されると考えられる。
また、A326シリーズはSamsung Galaxy A32 5Gの型番に該当し、末尾のKはKT Corporation向けを意味するため、Samsung Galaxy JumpはSamsung Galaxy A32 5GをベースとしてKT Corporation向けに開発していることが分かる。
Samsung Galaxy Jumpの詳細な仕様は不明であるが、基本的な仕様はSamsung Galaxy A32 5Gと同等となる見込み。
韓国の移動体通信事業者はKT CorporationのほかにSK TelecomおよびLG U+として展開するLG Uplusの3社が存在する。
このうち複数の移動体通信事業者が取り扱う場合は型番の末尾がNとなり、KT Corporation、SK Telecom、LG Uplusが単独で取り扱う場合はそれぞれ型番の末尾がK、S、Lとなる。
したがって、Samsung Galaxy JumpはKT Corporationが単独で取り扱うことになる。
これまでより、Samsung Galaxy AシリーズやSamsung Galaxy Jシリーズのミッドレンジ以下のスマートフォンで1社の移動体通信事業者が単独で取り扱う場合は移動体通信事業者がオリジナルの製品名で展開することが少なくないため、Samsung Galaxy Jumpも同様と思われる。
なお、Samsung Galaxy A32 5Gは第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したミッドレンジのスマートフォンで、韓国では販売していない。
日本ではKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)がauのラインナップでGalaxy A32 5G SCG08として2021年2月25日に発売した。
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