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マレーシアのMaxisが2022年Q2の業績を発表



マレーシアのMaxisは2022年第2四半期の業績を発表した。

2022年6月30日に終了した3か月間となる2022年第2四半期の連結売上高は前年同期比6.6%増の24億2,400万マレーシアリンギット(約710億9,330万円)、所有者に帰属する当期純利益は前年同期比8.6%減の3億2,900万マレーシアリンギット(約96億4,921万円)となった。

Maxisの主要事業はマレーシアにおける携帯通信事業である。

完全子会社でマレーシアの移動体通信事業者(MNO)であるMaxis Broadbandを通じてマレーシア全土を対象区域として携帯通信事業を展開しており、Maxis Broadbandが携帯通信事業の事業会社となる。

業績の発表に伴い2022年6月30日時点の事業データも公表している。

携帯通信サービスの加入件数は前年同期比0.8%増の1,176万7,000件となった。

携帯通信サービスの加入件数の内訳も判明した。

M2Mを含めたポストペイド回線は前年同期比6.4%増の439万8,000件、プリペイド回線は前年同期比2.9%減の714万9,000件、データ通信専用回線は前年同期比23.6%増の22万件である。

2022年第2四半期のマレーシアリンギット(MYR)ベースのARPUはM2Mを除いたポストペイド回線が前年同期比3.6%増の72.7マレーシアリンギット(約2,137円)、プリペイド回線が前年同期比2.6%増の31.8マレーシアリンギット(約935円)、合計が前年同期比1.5%増の47.7マレーシアリンギット(約1,402円)となった。

月間平均データ通信量はポストペイド回線が前年同期比9.0%増の27.9GB、プリペイド回線が前年同期比2.2%減の23.2GB、合計が前年同期比2.2%増の24.9GBとなっている。

Maxis Broadbandは2021年10月から2022年1月まで第3世代移動通信システム(3G)の停波作業を進めてきた。

最後まで3Gを維持したサラワク州で2022年1月に3Gの停波を完了したことで、Maxis Broadbandとしては完全に3Gを終了した。

3Gの終了後は第2世代移動通信システム(2G)と第4世代移動通信システム(4G)を継続している。

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