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2009年のモバイル業界を振り返る~下半期編~



先程の記事 に続いてモバイル業界の2009年下半期を振り返ってみる。

7月になると、Sony Ericsson初のAndroid搭載スマートフォンRachaelの存在が明らかになった。

初期に流出したスペックは4.0インチWVGA液晶に810万画素カメラに1GHzCPUという超ハイスペックぶり。

そして、7月下旬からブログを開設した。

色々と携帯業界関連の話題を書くことにした。

8月に入ると日経がSony EricssonがAndroid搭載スマートフォンを、SAMSUNGがWindows Mobile搭載スマートフォンを発売するという報道をしてdocomoから発売されるのはあのRachaelではないかという憶測で盛り上がった。

冬モデルも認証機関を通過し始めて、色々と情報も分かり始めた。

au向けのSA001がFCCを通過 してSAブランドが復活することが決定的となり話題となった。

この月にはRachaelの画面サイズから端末サイズを予想して、色々なスマートフォンや携帯電話と比較した記事 を書いた。

この記事は、アクセス数もかなり多く、長期に渡って人気記事となった。

9月になると、NEC製の端末がBluetooth認証を通過 し、1220万画素カメラを搭載することや、HSUPA5.6Mbpsに対応することも明らかとなった。

NECカシオモバイルコミュニケーションズの設立が明らかになったりと、端末メーカー再編の動きも見られた。

docomoからは複数の既存の機種の新色を発表した。

お手頃価格で販売してケータイにお金をかけたくないという人をターゲットにしようという意図なのだろうと思った。

9月下旬にはdocomo向けSAMSUNG製端末も認証機関を通過 して日経の記事がより現実味を帯びることとなった。

多くの人がSAMSUNG製WM端末よりもSony Ericsson製Android搭載端末を待っていたのは言うまでもない。

SoftBank向けの端末ではSAMSUNG初XシリーズのX01SCや久々のTOSHIBA製XシリーズのX02Tといったスマートフォンの存在が明らかになり、スマートフォンの充実を予感させた。

また、NEC製やPanasonic製の端末で無線LANに対応した機種も認証機関を通過し、無線LAN搭載機種が増えることも明らかになった。

海外ではXperia Purenessという画面が透けるケータイが登場して話題となった。

夏モデルとして発表されたが発売が延期状態となっていたL-04AとL-06Aも発売された。

10月に入ると、リークを含め色々と情報が降ってきた。

SoftBank向けはNECやPanasonicのみならずSHARPも複数の機種が無線LANに対応してくることが明らかになった。

docomoは既存のスマートフォンに対してバージョンアップを行ったりそれを示唆する発表を行ったりして、スマートフォンに更に力を入れていくことを表明した。

auは新機種を発表して、高画素&大画面という傾向がより顕著化した。

そして迎えた11月。

docomo,SoftBankの発表の前にコードネームRachaelとして知られていた端末がXPERIA X10として発表 された。

Sony Ericssonの報道発表資料には日本でも発売 されることが明記されており、docomoから発表されることを期待せずにはいられなかった。

docomoは新機種の画像リークも大量にあったが、その中にSony Ericsson製の端末はなかった。

しかし、docomo,SoftBankの発表会の前に技適の更新があり、Sony Ericsson製端末がメーカー型番でdocomoの周波数で通過していた。

SO-01Bであってくれという期待も込めて、これがSO-01Bではないかという記事も書いた。

11/10は午前にSoftBankが、午後にdocomoが発表会を行った。

SoftBankはWi-Fi搭載機種を沢山発表し、春にAndroid搭載のスマートフォンを追加発表することも明らかにした。

発表会のスライドで有機EL液晶という語が出てきた時は詰めの甘さを感じたwww

しかし、世界初4.0インチHXGA液晶の941SHは素直に羨ましかった。

そして、午後にはdocomoの発表会。

SAMSUNG製のスマートフォンはあったがSony Ericsson製のスマートフォンはなかった。

docomoの社長も最終検討中と述べるに留まった。

docomoの新ラインナップは世界初セパレートケータイF-04Bが話題を奪った。

この日は2キャリアの発表会があったせいか、当ブログへのアクセス数もかなり多かった。

当ブログへの流入検索ワードは941SHとF-04Bが圧倒的に多く、世間的にもいかに注目されているかが分かった。

11/17には、docomo主催の新製品内覧会に参加させていただいた。

特別にSC-01Bの詳細パンフレット を貰ったり、夏モデルの予定をちょっと教えてもらったりと色々と楽しめた。

いち早く、しかも全機種レポをしたせいか、この日もアクセス数は凄かった。

その中でもF-04Bレポ のアクセス数がずば抜けて多かったのが印象的だ。

個人的にも、冬-春モデルのラインナップから1つ選ぶならF-04Bかなと思っていた。

新機種も発売されて出だしは新機種も売り上げランキングの上位に食い込むが、直ぐに脱落する機種があったり旧モデルが上位に来たりと経済状況が影響していると考えられるランキングとなった。

夏モデルとして発表されて出遅れた931Nも無事発売されて安心した。

12月に入ると、発表されなかったSO-01Bという検索ワードでの流入が多くなり、当ブログの日間検索ワード1位がSO-01Bになる日も増えた。

HTCの2010年上半期のラインナップ が流出し、その中にSoftBankが発表会で示唆したAndroid端末とスペックが一致する端末があって話題となった。

ラインナップの内容からHTCはAndroid重視の姿勢であることも窺えた。

また、GoogleがNexus Oneというスマートフォンをリリースすることも明らかとなり、これは国内外で話題となった。

そして、年末が近づいてきた12/16。

Wi-Fi CertifiedのHPを開いた。

マジかよ…こんなことがあるのか…

一瞬、目を疑った。

何と、「SO-01B」の文字が。

どう考えてもdocomoの型番だ。

SO-01BがWi-Fi認証を通過 した情報はEngadget Japaneseにも取り上げられ、巨大掲示板2ちゃんねるでは携帯機種板のみならずν速も巻き込んでの祭り状態となった。

メーカー型番はAAD-3880074-BVであることも明らかになった。

11月に、docomoの周波数で通過していたSony Ericsson製の端末はSO-01Bだったことも明らかとなった。

当ブログへの流入検索ワードもSO-01B関連が500件以上と注目度が半端ないのが分かった。

11/10の発表会の日の941SHでも500件弱でF-04Bが400件強であったということを踏まえると、SO-01Bという検索ワードが500件以上もあったのはいかに凄いことだったのかが分かるだろう。

Wi-Fi認証を通過しただけで、こんなに話題になるのはSO-01Bだけだろう。

SO-01Bという機器名称はダサいとか言われているのもちらほら見るが、SO-01Bで通過したからこそ盛り上がったのだろう。

そして、数日後にはSO-01BがFCCも通過 した。

ラベルや端末画像も公開された。

ラベルにはNTTドコモ,機器名称SO-01Bと書かれ、日本語での注意書きもあった。

画像はXPERIA X10そのもので、XPERIA X10がdocomoからSO-01Bとして追加発表・発売されることが決定的となった。

この日もアクセス数は異常に多かった。

まぁ、こんな感じで2009年が流れたわけだが、来年はAndroid端末が充実するであろうと予測できる。

俺自身Android端末向けのアプリを開発するために勉強し始めたし、来年こそはスマートフォンユーザーになろうと思う。

現在は、ケータイ(ガラケー)市場はもう飽和状態となっているし、次に開発を着手しなければならないのはスマートフォン市場であることは間違いないだろう。

docomoはスマートフォンに注力することを明言しているし、今後のスマートフォンの発展に期待したいところである。

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