NTTドコモが5G国際ローミングを拡大、香港などを追加
- 2023年06月07日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは国際ローミングで第5世代移動通信システム(5G)を利用できる5G国際ローミングの対象となるエリアおよび移動体通信事業者(MNO)を拡大したことが分かった。
NTT DOCOMOは2022年7月15日に国際ローミングのWORLD WINGで5Gの無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングを商用化した。
NTT DOCOMOの公式ウェブサイトでは5G国際ローミングに関するページを公開しており、2023年5月30日時点の情報に更新している。
情報の更新に伴い5G国際ローミングの対象となるエリアおよび移動体通信事業者を拡大したことを確認できる。
新たに対象のエリアとして香港特別行政区、イスラエル、ベルギー、ルクセンブルクを追加した。
それぞれ対象の移動体通信事業者は香港特別行政区が3 Hong Kong (3香港)として事業を行うHutchison Telephone (和記電話)、イスラエルがCellcom IsraelおよびPelephone Communications、ベルギーがProximus、ルクセンブルクがTangoとして事業を行うProximus Luxembourgとなっている。
韓国および中国では2022年7月15日より5G国際ローミングを提供しているが、新たに対象の移動体通信事業者を拡大している。
韓国ではSK Telecom、中国ではChina Unicom (中国聯通)として事業を行うChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)を追加したことを確認できる。
各社が導入したNR BandはNTT DOCOMOがn1/n28/n78/n79/n257、Hutchison Telephoneがn1/n28/n40/n78、イスラエルの2社およびProximus Luxembourgがn28/n78、Proximusがn1/n28/n78、SK Telecomがn78、China United Network Communicationsがn1/n8/n78となる。
NTT DOCOMOは5G国際ローミングの対象となるエリアを順次拡大する予定である。
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