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日本向けmotorola razr 40となるXT2323-4とXT2323-7がFCC通過



米国(アメリカ)のMotorola Mobility製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「XT2323-4およびXT2323-7」が2023年8月2日付けで米国の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)の認証を通過した。

FCC IDはIHDT56AL3である。

携帯通信網はNR (FR1, TDD) n41/n77/n78, LTE (FDD) B2/B4/B5/B7/ B12/B17/B25/B26, LTE (TDD) B38/B41/B42, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。

Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。

無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯を利用できる。

XT2323-4およびXT2323-7は未発表端末の型番である。

電気的に共通の同一機器の扱いでFCCの認証を受けた。

いずれも日本の認証である相互承認(MRA)による工事設計認証を受けたため、日本向けとなることが分かっている。

FCCの認証では設計はリファレンスモデルと共通であると記載している。

リファレンスモデルのFCC IDはIHDT56AL8で、XT2323-1のFCC IDに該当する。

XT2323-1は一部の国と地域を除いた世界各地で販売する事実上の国際版のmotorola razr 40の型番である。

XT2323-4およびXT2323-7は工事設計認証ではXT2323-1で対応していない周波数に対応することが確認できているため、国際版のmotorola razr 40をベースとして日本向けに仕様を変更したと考えられる。

なお、工事設計認証では日本で利用できる周波数が判明しており、日本国内ではNR (FR1, FDD) n1/n3/n8/n28, NR (FR1, TDD) n40/n41/n77/n78, LTE (FDD) B1/B3/B8/B11/ B18/B19/B26/B28, LTE (TDD) B39/B40/B41/B42, W-CDMA I/VIIIを利用できる。

日本向けには国際版から仕様を変更して専用の型番を用意することになった。

日本では2型番を展開することも事実上確定しており、少なくとも1型番は移動体通信事業者(MNO)で取り扱うと思われる。

FCC

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