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ノキアのNTTドコモ向けMassive MIMO無線装置が技適を再通過、周波数を追加



総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は電波法に基づく技術基準適合証明などを受けた機器の情報を更新した。

フィンランドのNokia Solutions and Networks製の基地局「BS4001形BDE(P)AQQY-3.7G基地局装置」が2024年4月10日付けで一般財団法人テレコムエンジニアリングセンター(TELECOM ENGINEERING CENTER:TELEC)を通じて電波法に基づく工事設計認証を受けたことが分かった。

工事設計認証番号は001-A20985である。

特定無線設備の種別は証明規則第2条第11号の29に規定する特定無線設備であるため、TD-5G-NR(Sub6)用基地局に該当する。

機器名称から無線装置はNokia Solutions and Networks製のMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型のAQQY AirScale MAA (Massive MIMO Adaptive Antenna)と分かる。

工事設計認証は2度目の通過で、工事設計認証番号に変更はないが、工事設計認証を受けた周波数に変更が発生している。

1度目は3600~3700MHzで通過していたが、2度目は3440~3520MHzを追加した。

3600~3700MHzは第5世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定、3440~3480MHzは第4世代移動通信システムの普及のための特定基地局の開設計画の認定、3480~3520MHzは第4世代移動通信システムの導入のための特定基地局の開設計画の認定に伴いNTT DOCOMOが割当を受けた周波数である。

NTT DOCOMOが割当を受けた周波数で動作することから、NTT DOCOMO向けに開発していると考えられる。

認証取扱業者はNokia Solutions and Networksの日本法人であるNokia Solutions and Networks Japanであるため、最終的に商用展開が決定後はNTT DOCOMOが認証取扱業者として工事設計認証を受けると思われる。

総務省

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