ASUS Zenfone 11 Ultraの実機で技適マークを確認、日本で発売予定
台湾のASUSTeK COMPUTER (華碩電脳)が製品化したスマートフォン「ASUS Zenfone 11 Ultra」で技適マークを表示できることが分かった。
ASUS Zenfone 11 Ultraは台湾を含めた複数の国と地域で販売を開始しており、台湾では取扱店の店頭で実機を展示している。
実機で認証情報を確認すると、技適マークの通称で知られる技術基準適合証明等を受けた旨の表示を確認することができた。
なお、台湾では技適マークが付されている個体と付されていない個体が存在した。
技適マークの有無はソフトウェアバージョンで異なるため、ソフトウェアのアップデートで技適マークを追加したと考えられる。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications：MIC)が運用する電波利用ホームページではASUS Zenfone 11 Ultraの型番であるASUS_AI2401_Hが電波法に基づく工事設計認証を受けたことを公表しており、ASUS Zenfone 11 Ultraが技適マークを取得した事実や日本で発売する計画は判明していた。
しかし、実際に実機でも技適マークの表示を確認できたことになる。
台湾の台北市で開催したCOMPUTEX TAIPEI 2024 (2024年台北国際電脳展)にはASUSTeK COMPUTERが出展しており、ASUSTeK COMPUTERのブースにはASUS Zenfone 11 Ultraも展示した。
COMPUTEX TAIPEI 2024でASUSTeK COMPUTERの担当者に確認すると、日本でASUS Zenfone 11 Ultraを発売する計画は認めたが、詳細な発売時期は確定しておらず、2024年第3四半期頃を予想しているという。
