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2014年5月における中国の4Gスマートフォン市場シェアはCoolpadがトップに



中国の2014年5月における4Gスマートフォン市場シェアに関する調査結果がSINO Market Research(賽諾数据)によって公開された。

中国ではChina Mobile(中国移動)、China Telecom(中国電信)、China Unicom(中国聯通)の3社がTD-LTE方式で4Gサービスを提供している。

TD-LTE方式に対応した4Gスマートフォンの調査結果として、メーカー別の出荷台数シェアがトップ10まで公開されている。

公開された順位とシェアは下記の通りになっている。

1位 Yulong Computer Telecommunication Scientific(宇龍計算機通信科技) 23.1%
2位 Samsung Electronics(三星電子) 18.8%
3位 Apple(苹果) 15.7%
4位 Lenovo Mobile Communication Technology(聯想移動通信科技) 10.7%
5位 Guangdong OPPO Mobile Telecommunication(広東欧珀移動通信) 6.3%
6位 Beijing Tianyu Communication Equipment(北京天宇朗通通信設備) 5.7%
7位 Huawei Technologies(華為技術) 4.3%
8位 ZTE(中興) 3.4%
9位 Guangdong BBK Electronics Industry(広東歩歩高電子工業) 2.0%
10位 Qingdao Hisense Communication(青島海信通信) 1.9%

首位はCoolpad(酷派)ブランドで展開するYulong Computer Telecommunication Scientificとなった。

格安の4Gスマートフォンを含めた数多くの4Gスマートフォンを投入している。

特にCoolpad 8720Lの販売が好調だったと分析されている。

中国で4Gサービスが始まって半年程度であるが、Yulong Computer Telecommunication Scientificが首位を獲得するのは初めてである。

Samsung ElectronicsやAppleは前月比でシェアを減らしており、安価な4Gスマートフォンが台頭してきたことで、高価な4Gスマートフォンはそれらにシェアを奪われていると考えられる。

4位以下はLenovo Mobile Communication Technology、Guangdong OPPO Mobile Telecommunication、K-Touchブランドで展開するBeijing Tianyu Communication Equipmentなど、世界最大の移動体通信事業者でもあるChina Mobile向けに手頃な価格の4Gスマートフォンを投入しているメーカーがランクインしている。

グローバル展開するHuawei TechnologiesやZTEは安価な4G対応スマートフォンの機種数が少ないせいか、上位には入らなかった。

vivoブランドで展開するGuangdong BBK Electronics IndustryやQingdao Hisense Communicationもトップ10入りを果たした。

今後も中国メーカーが数多くの4Gスマートフォンを投入する模様で、順位も大きく変動してくる可能性が高い。

CNMO

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