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モルディブで南アジア最初の5G基地局を見てきた



モルディブに渡航して南アジアで最初の第5世代移動通信システム(5G)の基地局を見てきた。

南アジアは世界的にも5Gの導入が比較的遅れている地域で、南アジアの国を南アジア地域協力連合(South Asian Association for Regional Cooperation:SAARC)に加盟する8か国と定義すると、5Gを導入した国はわずか3か国にとどまる。

そんな南アジアで最初に5Gを導入した国がモルディブで、同国の移動体通信事業者(MNO)でDhiraaguとして携帯通信事業を行うDhivehi Raajeyge Gulhunが2019年7月31日に5Gを商用化した。

モルディブは南アジアでは珍しく世界的にも早期に5Gを導入しており、南アジアでは日本より早くに5Gを導入した唯一の国となった。

Dhivehi Raajeyge Gulhunは2019年7月31日の時点で首都・マレ市のマレ島で3局、フルマーレ島で4局、フルレ島、クルハッドハフューシ市のクルハッドハフューシ島、アッドゥ市のヒタドゥ島でそれぞれ1局ずつ5Gの基地局を開設しており、いずれも南アジアで最初に運用を開始した商用の5Gの基地局と言える。

マレ市に滞在したため、マレ島、フルマーレ島、フルレ島で確認したところ、マレ島とフルマーレ島ではそれぞれ1局ずつ再開発に伴い廃局していたが、ほかの6局は運用を継続および利用できた。

いずれも基地局を構成する無線装置は中国のHuawei Technologies (華為技術)製のMassive MIMO (大規模MIMO)に対応したアンテナ一体型無線装置となる。

今や南アジアでは5Gの基地局は48万局を超えているが、モルディブに渡航する機会があればその最初の基地局を見に行くのも素晴らしい思い出になるであろう。

参考までに、マレ市で運用中の南アジアで最初に運用を開始した商用の5Gの基地局の所在地は下記の通りである。

1、Dhivehi Raajeyge Gulhunの本社前
2、Hithigas MaguとRaiyvilla Hingunの交差点付近
3、Masjid Sabeelの北北西付近
4、バングラデシュ高等委員会の西隣
5、Tree Tower Park
6、Dhivehi Raajeyge Gulhunのフルマーレ顧客サービスセンター

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