トルコで2026年に5G導入を計画、5G向け周波数が確定
- 2025年05月24日
- 海外携帯電話

トルコで第5世代移動通信システム(5G)向け周波数が確定した。
トルコの運輸インフラストラクチャ大臣は5G向け周波数を決定したと案内しており、700MHz帯、3.5GHz帯、26GHz帯を5G向け周波数として用意するという。
5G向け周波数の割当は周波数オークションを通じて行う。
トルコの政府機関である情報通信技術庁(Information and Communication Technologies Authority)を主催者として2025年半ばまでに5G向け周波数の割当の完了を目標に掲げている。
5G向け周波数は2026年に使用を開始する計画も公表しているため、5Gの商用化は2026年を計画していることになる。
これまでに、トルコ国内では34か所で試験的に5Gを構築しているが、いずれも商用の5Gではない。
トルコでは第4世代移動通信システム(4G)の導入が大幅に遅れたことで、4Gを飛ばして5Gを導入する案まで提起されていた。
しかし、4Gを飛ばして5Gを導入する案は現実的ではないため、最終的には世界から約6年半の遅れで4Gを導入しており、5Gの導入は後ろにスライドすることになった。
2026年に5Gを導入する場合は世界から約7年の遅れとなる。
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