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米Appleが自社開発の通信モデムApple C1を商用化、iPhone 16eで初採用



米国(アメリカ)のAppleは通信モデム「Apple C1」を商用化した。

AppleはiPhone 16eで携帯通信の通信モデムとしてApple C1を採用したことを公表している。

Apple C1はAppleが開発した最初の通信モデムとなる。

詳細な仕様は開示していないが、Appleによると歴代のiPhoneで採用した通信モデムでは最も電力効率に優れ、高速かつ高信頼な第5世代移動通信システム(5G)を提供するという。

これまで、AppleはiPhone向けの通信モデムを米国のQualcomm TechnologiesおよびIntel Corporationから調達してきた。

2015年に発売した機種まではQualcomm Technologiesを採用したが、Intel Corporationの参入に伴い2016年から2017年に発売した機種ではQualcomm TechnologiesとIntel Corporationが混在することになった。

しかし、AppleとQualcomm Technologiesの知的財産に係る訴訟が影響して2018年から2019年に発売した機種ではIntel Corporationが唯一のベンダとなった。

2019年にはAppleとQualcomm Technologiesが和解に達しており、Qualcomm TechnologiesからAppleに通信モデムの供給を再開することでも合意したが、Apple以外に通信モデムを採用する大規模な顧客を持たないIntel Corporationは速やかに通信モデム事業からの撤退を決めた。

最終的にAppleは通信モデムの内製化を目指して、Intel Corporationの通信モデム事業を買収した。

2020年以降に発売した機種ではQualcomm Technologiesを採用してきたが、Appleでは並行して通信モデムの開発を進めてきた。

2019年12月2日にIntel Corporationから通信モデム事業の買収を完了して約5年3か月、Appleは最初の通信モデムとしてApple C1を商用化してiPhone 16eで採用することになった。

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