楽天モバイル、近畿・東海・東北でもプラチナバンド基地局の免許取得
- 2025年04月07日
- Rakuten-総合

Rakuten Mobile (楽天モバイル)は近畿地方、東海地方、東北地方でもプラチナバンドの基地局の無線局免許を取得したことが分かった。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が運用する電波利用ポータルで確認できる。
Rakuten Mobileが取得した3件の既存の無線局免許に関して2025年4月7日までに変更認定を受けており、いずれも変更認定に伴い運用できる周波数に700MHz帯を追加した。
3件の既存の無線局免許は基地局の免許である。
当初の運用できる周波数は1.7GHz帯に限られたが、新たに700MHz帯も追加したため、同一の包括免許に基づき700MHz帯の基地局も開設できることになる。
Rakuten Mobileは700MHz帯では無線方式として第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を導入しており、プラチナバンドとして展開している。
3件の既存の無線局免許は無線設備の設置場所とすることができる区域が異なり、それぞれ総務省の近畿総合通信局、東海総合通信局、東北総合通信局の管内となる。
そのため、Rakuten Mobileは近畿地方、東海地方、東北地方でプラチナバンドの基地局を開設できる無線局免許を取得したことになる。
これまでに、プラチナバンドの基地局の無線局免許は総務省の関東総合通信局の管内で取得しており、一部の地域ではプラチナバンドの基地局を開設している。
2024年6月27日にプラチナバンドを商用化してから約9か月もプラチナバンドの運用は関東地方に限られたが、2025年4月以降は近畿地方、東海地方、東北地方でもプラチナバンドの基地局を順次開設すると思われる。
スポンサーリンク