NTTドコモ、5G国際ローミングの対象にフィリピンなどを追加
- 2025年06月14日
- docomo-総合

NTT DOCOMOは国際ローミングのWORLD WINGで第5世代移動通信システム(5G)の無線方式であるNR方式を利用できる5G国際ローミングの対象の国を追加したことが分かった。
NTT DOCOMOは2022年7月15日に5G国際ローミングの提供を開始した。
5G国際ローミングの対象の国および地域は順次拡大している。
2025年5月23日にはフィリピン、アンドラ、コソボ、2025年6月13日にはタンザニアが追加された。
対象の移動体通信事業者(MNO)はフィリピンがSmart Communications、アンドラがAndorra Telecom、コソボがIPKO Telecommunications、タンザニアがHonora Tanzaniaとなっている。
Smart CommunicationsはNTT DOCOMOと資本関係を有する移動体通信事業者である。
NTT DOCOMOはSmart Communicationsを完全所有するフィリピンのPLDTを通じてSmart Communicationsに出資している。
PLDTに対するNTT DOCOMOの出資比率は2025年3月31日時点で直接的に10.55%、完全子会社のNTT Communications Corporationが5.85%であるため、合計で16.4%となる。
タンザニアに関してはNTT DOCOMOは対象の移動体通信事業者をTigoと記載しているが、Tigoは過去のブランドで、新たなブランドを導入後は使用していない。
Honora Tanzaniaは旧社名がMIC Tanzaniaで、Tigoとして携帯通信事業を展開してきたが、社名をHonora Tanzania、ブランドをYasに変更した。
タンザニアを構成するタンガニーカとザンジバルで携帯通信事業を行う。
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