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UQがau 4G LTEとWiMAX 2+のキャリアアグリゲーションを認めるよう電波政策ビジョン懇親会に意見



総務省は無線通信の高度化への期待やニーズが高まる中、電波の逼迫状況を解消するべく政策を抜本的に見直し、世界最先端の無線立国の実現と維持のために新しい電波利用などについて議論することを目的として「電波政策ビジョン懇談会」を開催しており、その一環で公開した「電波政策ビジョン懇談会 中間とりまとめ(案)」に対して2014年6月10日~6月30日の間に意見募集をしたところ、157の個人や組織から意見を提出した。

提出された意見などに基づき、資料として「電波政策ビジョン懇談会 中間とりまとめ概要」、「電波政策ビジョン懇談会 中間とりまとめ」、「中間とりまとめ(案)に対する意見募集の結果について」、「意見募集の結果」が総務省のウェブサイトで公開された。

その中で、「意見募集の結果」においてUQ Communicationsがグループ内で複数の事業者をまたぐキャリアアグリゲーションや異システム間のキャリアアグリゲーションを電波政策ビジョン懇親会最終とりまとめまでに認めるよう意見したことが分かった。

UQ CommunicationsはKDDIグループの事業者であり、グループ内で複数の事業者をまたぐキャリアアグリゲーションとはKDDIグループのKDDIとUQ Communicationsを想定したものと考えられる。

また、技術的に可能な異システム間のキャリアアグリゲーションも認めるように意見している。

異システム間は携帯電話システムとBWAとしており、携帯電話システムはKDDIがau 4G LTEとして提供するFDD-LTE方式、BWAはUQ CommunicationsがWiMAX 2+として提供するWiMAX Release 2.1 Additional Elements方式を指す。

WiMAX Release 2.1 Additional Elements方式はTD-LTE方式と互換性を有するように設計されており、FDD-LTE方式のとキャリアアグリゲーションも技術的には可能となる見通し。

以上のことより、KDDIのau 4G LTEとUQ CommunicationsのWiMAX 2+でキャリアアグリゲーションを適用することを想定し、グループ内の異なる事業者間で技術的に可能な異システム間でのキャリアアグリゲーションを認可するよう意見したものと考えられる。

なお、携帯電話システムとBWAのキャリアアグリゲーションの許容はHuawei Technologies Japan(華為技術日本)も許容することを検討に盛り込むよう推奨している。

総務省

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