NTTドコモ向けと思われるサムスン製スマートフォンSamsung SGH-N621が技適通過

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総務省の技術基準適合証明または工事設計認証を2015年5月後半に通過した端末が公示された。

NTT docomo向けと思われるSamsung Electronics製のFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「SGH-N621」が2015年5月29日付けでTUVを通過したことが分かった。

工事設計認証番号は005-101004。

モバイルネットワークはTD-LTE 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI/XIX) MHzで認証を受けている。

Bluetoothや無線LANの周波数でも通過している。

無線LAN通信は2.4GHz帯に加えて5.xGHz帯も利用できる。

SGH-N621は未発表端末の型番(モデル番号)である。

Samsung ElectronicsはNTT docomo向けの端末に対してSGH-Nから始まるメーカー型番を与えており、SGH-N621はNTT docomo向けの端末になると考えられる。

FDD-LTE方式では認証を受けていないが、製品化されるのであれば追加で認証を受けると思われる。

Galaxy S6 edge SC-04GやGalaxy S6 SC-05Gの発売後に認証を通過しているため未発表端末であることは確かであるが、NTT docomoの2015-2016 冬春モデルとしてはTD-LTE方式に非対応のGalaxy Active neo SC-01Hのみが発表されており、SGH-N621は試作機もしくは製品化されない可能性が高そうである。

総務省 電波利用ホームページ