サウジアラビアの携帯電話事業者Mobilyが指紋情報の登録者に30GBをプレゼント
- 2016年08月18日
- 海外携帯電話
サウジアラビアの移動体通信事業者でMobilyブランドを展開するEtihad Etisalat Companyはプリペイド契約の顧客に対して指紋情報を登録すると30GBのデータ通信容量をプレゼントすることを明らかにした。
サウジアラビアの政府機関で電気通信事業などを管轄するCommunications and Information Technology Commission (CITC)は2015年9月よりセキュリティ対策の一環としてプリペイドSIMカードの利用者はSIMカードの電話番号と所有者の指紋情報を紐づけることを義務化し、2016年7月下旬には指紋情報が未登録のSIMカードは無効化することが発表されている。
指紋情報を登録することでプリペイドSIMカードの不正契約や犯罪への利用を防ぐ狙いがある。
SIMカードの無効化は実質的に強制解約扱いとなり、移動体通信事業者各社はこれが影響して加入数が減少すると見込んでいるが、Etihad Etisalat Companyは30GBのデータ通信容量をプレゼントすることで指紋情報の登録を促進する。
対象はすべてのプリペイド契約で、2016年9月21日に終了すると案内している。
なお、データ通信容量のプレゼントは1ヶ月あたり10GBを3ヶ月間、合計で30GBをプレゼントすることになる。
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