米国のAT&TがGalaxy Note7を永久に販売停止か、注文不可の状態に
- 2016年10月08日
- Android関連
米国の移動体通信事業者であるAT&T MobilityはSamsung Electronics製のスマートフォン「Samsung Galaxy Note7 (SM-N930A)」の販売を永久に停止する可能性が浮上した。
Samsung Galaxy Note7の相次ぐ爆発事故を受けて、Samsung Electronicsは2016年9月2日に緊急会見を開催してSamsung Galaxy Note7の販売停止およびリコールを発表した。
米国も販売停止およびリコールの対象に含まれていたが、リコールの対象個体は安全対策済み個体との交換を受け付けている。
しかし、米国の航空機内で安全対策済みの個体が発煙したことを受けて、安全対策済み個体にも安全性の不安が出ており、外国メディアはAT&T MobilityがSamsung Galaxy Note7の販売を永久に停止することも検討中と伝えた。
そんな中、米国でAT&T Mobilityを通じてSamsung Galaxy Note7を注文を完了した顧客に自動キャンセルの通知が届いており、AT&T MobilityはSamsung Galaxy Note7の販売を永久に停止する判断を下した可能性が浮上している。
実際にAT&T Mobilityの公式サイトを通じてSamsung Galaxy Note7の注文を試みたところ、商品や料金プランの選択は可能であるが、最終的な注文の決定までは進めず、全色とも注文すら不可の状態となっている。
AT&T MobilityがSamsung Galaxy Note7の永久に販売停止を決定したのであれば、近いうちに正式に発表されると思われる。
安全対策済み個体またはリコール対象外の個体が爆発する事故は韓国、中国、香港特別行政区、台湾などでも報告されており、Samsung Electronicsは外的要因による爆発と説明しているが、米国の航空機内で安全対策済み個体が発煙した事故が報告されてから、安全対策済み個体の安全性を疑う声が急増している。
もし、大手の移動体通信事業者であるAT&T Mobilityが安全対策済み個体も安全性に極めて重大な懸念があると判断したのであれば、Samsung Electronicsの説明にも疑問を抱かざるを得ないだろう。
これはヤバイ、かも…
AT&T Mobility
Bloomberg
Android Central
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