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中国政府と三星(中国)投資が中国でGalaxy Note7のリコールを発表、対象は約19万台に



中国の政府機関である国家質量監督検験検疫総局(General Administration of Quality Supervision, Inspection and Quarantine of the People’s Republic of China:AQSIQ)および韓国のSamsung Electronicsの中国法人であるSamsung (China) Investment (三星(中国)投資)はスマートフォン「Samsung Galaxy Note7 (SM-N9300)」のリコールを実施すると発表した。

Samsung Electronicsは2016年9月2日にSamsung Galaxy Note7の販売停止およびリコールを発表したが、中国は販売停止およびリコールの対象外となっていた。

その後、2016年9月14日に先行販売分の1,858台のみがリコールの対象と発表していたものの、Samsung Electronicsが2016年10月11日に安全対策済みのSamsung Galaxy Note7を含めたすべてのSamsung Galaxy Note7の販売や無償交換の停止および使用中止を勧告したことを受けて、中国でもすべてのSamsung Galaxy Note7を対象としたリコールに踏み切った。

国家質量監督検験検疫総局およびSamsung (China) Investmentによるリコールの対象は香港特別行政区、マカオ特別行政区、台湾省を除く中国で正規販売されたすべて個体で、型番(モデル番号)はSM-N9300である。

対象の台数は先行販売分の1,858台を含めた190,984台に達する。

リコールの対象外とされた中国でもSamsung Galaxy Note7が爆発する事故は報告されていたが、Samsung (China) Investmentは外的要因として完全に責任を消費者に押し付け、不誠実な対応は中国の国営テレビで批判されるに至った。

国家質量監督検験検疫総局によると中国における異常昇温および爆発の報告は2016年10月11日までに20件で、Samsung (China) Investmentは2016年10月10日よりSamsung Galaxy Note7の製造や販売を中止していた。

中国でSamsung Galaxy Note7以外のSamsung Electronics製のスマートフォンと交換もしくは全額返金で対応とする。

Samsung Electronics製のスマートフォンと交換する場合はSamsung Galaxy Note7との差額を返金し、さらに300人民元(約4,600円)の商品券を提供する。

国家質量監督検験検疫総局

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