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2016年に訪問した国や地域と購入したSIMカードまとめ


2016年最後の日ということで、2016年に訪問した国と地域および各地で購入したSIMカードをメモ代わりにまとめておく。

2016年は中国、マカオ特別行政区、台湾、タイ、ミャンマー(ビルマ)、ブータン、合計で6の国と地域を訪問し、21社のSIMカードを購入した。

なお、ブータンにはタイからインド経由で入ったが、インドはあくまでも経由しただけであるため、渡航先にはカウントしない。

せっかくなのでインドにも入りたかったが、インドは到着査証を取得できる空港が限られており、フライトスケジュールや予算を考慮してインドに入国するのは断念した。

ちなみに、インドで注目しなければならないReliance Jio Infocommは辺鄙な場所にある空港でもLTEサービスの提供エリアとしていた。

Reliance Jio InfocommはすべてLTEネットワークでカバーしなければならないという背景もあるが、他社がLTEサービスを提供していない辺鄙な場所でも高速なLTEサービスを使えるため、これは大きな武器になるだろうと感じた。

初訪問はブータンのみで、その他の国と地域は再訪問となった。

2016年に訪問した国と地域の中で、個人的に最も楽しく感じたのはブータンである。

東南アジア各国の携帯電話市場は中国メーカーの勢いが増しているが、インドでは依然として地場メーカーが強い。

インドに依存するブータンは輸入の大半がインドからで、ブータンではインドメーカーのスマートフォンがよく見られた。

東南アジアで目にすることが多いメーカーは多くなく、一方で東南アジアではあまり見かけないメーカーが多く、初訪問ということもあり様々な点で新鮮味を強く感じた。

ブータンの携帯電話市場に関する報告は言語を問わず少なく、どちらかと言うと情報が乏しい状況で渡航したが、それだけに発見できたことも非常に多かった。

ブータンでは中級ホテルに宿泊したが、無線LANが不安定で風呂は黄色い水が出るなど不満が爆発しそうになったが、Tashi InfoCommのLTEサービスは安定しており、動画の視聴なども安定してブータン滞在中は大活躍してくれた。

Bhutan Telecomは旅行者向けSIMカードはデータパッケージに加入不可で、LTEサービスも使えないため推奨できない。

Tashi InfoCommのLTEサービスに助けられたブータン滞在であった。

その他の国と地域に関しても簡単に感想を書いておくと、中国では波に乗る中国メーカー各社の動向や実名登録の状況を確認できてよかった。

China Mobile Communications (中国移動通信)のショップでは店頭展示機に実名登録の案内動画を表示するなど、顧客に周知する姿勢が見て取れた。

China Telecom (中国電信)のショップでは高級スマートフォンのSamsung SM-W2017が展示されていたが、いつかは金額を気にせずこの手の製品を買えるようになりたいところ。

日本の携帯電話事業者を含めて中国においてローミングで使える回線が充実していることや、滞在期間が短いこともあり、中国ではSIMカードの購入を見送った。

ただ、市場をより深く知るためには現地でSIMカードも買うべきと考えているため、次回以降は実用面ではローミングを使い、実名登録の手続きなども含めて市場を知るためにSIMカードも購入したいと思う。

マカオ特別行政区では携帯電話事業者全社でLTEサービスを利用して周波数の利用状況を確認できたほか、2016年にオープンしたApple Store、地理的には中国本土で長らく行きたいと思っていたマカオ大学も訪問できた。

Companhia de Telecomunicacoes de Macau (澳門電訊)のLTEサービスは2015年にも使ったが、新たに導入したキャリアアグリゲーション(CA)やVoLTE (Voice over LTE)を試せた。

商用ネットワークにおいて、人生で初めてTD-LTE方式でVoLTEを使用したのがマカオ特別行政区となった。

LTEサービスに関してはHutchison – Telefone (Macau) (和記電話(澳門))とChina Telecom (Macau) (中国電信(澳門))は問題ないが、Smartone – Comunicacoes Moveis (數碼通流動通訊(澳門))は品質改善が必要でしょう。

当初は格安航空会社で香港特別行政区まで行き、フェリーでマカオ特別行政区を訪問する予定で考えていたが、希望の日程はマカオ航空の方が安かったため、香港特別行政区は渡航を見送った。

台湾は2.6GHz帯の運用が始まってから体感的な快適さも大きく変わってきたように感じた。

Chunghwa Telecom (中華電信)はネットワークの品質が改善された一方で、Taiwan Mobile (台湾大哥大)は2.6GHz帯の取得を見送ったことなどが影響して少し快適度が落ちた印象である。

ただ、Taiwan Mobileはプリペイド向けにLTEサービスを開始した初日から使ったが、当時と比べるとLTEサービスのエリアは格段に広がり、2014年夏のことが少し懐かしく思えた。

Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)は2016年後半にTD-LTE方式を始める計画としていたが進捗はどうなのか、Asia Pacific Telecom (亞太電信)はいつまで罰金を払い続けるのか、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)はもう少し頑張ってほしい。

タイではTotal Access CommunicationとTrue Move H UniversalのLTEサービスは2015年にも試していたが、2016年にLTEサービスを開始したAdvanced Info ServiceのLTEサービスは初めて試した。

Advanced Info ServiceはすでにキャリアアグリゲーションやVoLTEも導入済みで、バンコクでは快適に使えた。

事業統合の計画もあるCAT TelecomとTOTは人気がないが、タイの携帯電話市場を語るには携帯電話事業者全社を試さなければならないということで購入した。

仮想移動体通信事業者(MVNO)のLoxley Mobileは諸事情があり購入したが、SIMピンが付属しており、便利に感じた。

ミャンマーは当初は訪問の予定がなく、マレーシアを訪問する計画で考えていたが、Ooredoo MyanmarがLTEサービスを開始したため、急遽ミャンマーに切り替えた。

査証の申請や飛行機の予約は結構ギリギリのタイミングで、すでに帰国の日程も決まっていたため、わずか1泊と短いミャンマー滞在となってしまった。

なお、Ooredoo Myanmarに続いてMyanma Posts and Telecommunications (ミャンマー国営郵便・電気通信事業体:MPT)とTelenor MyanmarもLTEサービスを開始したが、エリアは限定的となっている。

Myanma Posts and Telecommunicationsはショップが増加し、ヤンゴンでは見かける機会が多かった。

2014年の訪問では3社ともエリアには不満があったが、2016年にはヤンゴンであれば圏外となる場所はほとんどなくなっており、体感で明らかに分かるほど3社ともエリアが改善された。

Myanmar Economic Corporation (ミャンマー経済公社:MEC)は米国政府による経済制裁の対象者が解除されたことを心から祝福したい。

2017年第1四半期に実施が見込まれる1.8GHz帯の周波数オークションの後に各社ともLTEサービスを本格化し、正式な第4の携帯電話事業者も2017年に参入する見通しで、2017年も要注目の市場である。

渡航先で購入したSIMカードと利用した通信方式は下記の通りで、回線を維持していてチャージして使用した分は含まない。

■中国
なし

■マカオ特別行政区
Companhia de Telecomunicacoes de Macau:FDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM
Hutchison – Telefone (Macau):FDD-LTE/W-CDMA/GSM
Smartone – Comunicacoes Moveis:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
China Telecom (Macau):FDD-LTE/CDMA2000

■台湾
Chunghwa Telecom:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
Taiwan Mobile:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
Far EasTone Telecommunications:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
Asia Pacific Telecom:FDD-LTE/W-CDMA
Taiwan Star Telecom:FDD-LTE/W-CDMA

■タイ
Advanced Info Service:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
Total Access Communication:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
True Move H Universal Communication:FDD-LTE/W-CDMA/GSM
CAT Telecom:W-CDMA
TOT:W-CDMA
Loxley Mobile (MVNO):W-CDMA

■ミャンマー
Myanma Posts and Telecommunications:W-CDMA/GSM
Ooredoo Myanmar:FDD-LTE/W-CDMA
Telenor Myanmar:W-CDMA/GSM
Myanmar Economic Corporation:CDMA2000

■ブータン
Bhutan Telecom:W-CDMA/GSM
Tashi InfoComm:FDD-LTE/W-CDMA/GSM

中国においてローミングで使用した携帯電話事業者と通信方式は下記の通りである。

■中国
China Mobile Communications:TD-LTE/TD-SCDMA/GSM
China Telecom:CDMA2000

2014年には東アジアの国と地域を制覇、2015年には東南アジアの国を制覇し、次はどこを制覇しようかと考えたが、気軽に制覇できそうな地域区分はないため、行きたいと感じた国や地域にのんびりと行くようにしようと思う。

1年に1ヶ所以上は行ったことがない国や地域に行きたいと考えており、あまり携帯電話市場が知られていない国や地域に行きたいなと考えている。

新しい国や地域にも行きたいが、渡航経験がある国と地域の動向にはどうしても敏感になってしまうため、過去に渡航した国や地域で何らかの動きがあると小さな動きでも再訪問したくなり、渡航経験がある国でも渡航経験のない都市を訪問したくなるのも困るところ。

ただ、渡航経験がある国でモンゴル、カンボジア、フィリピン、ブルネイ・ダルサラームあたりは前回訪問から2年以上経過しており、特にモンゴルは各社のLTEサービスの開始やKDDIがMobiComの子会社化、カンボジアは大きな動きが多く、フィリピンはGlobe Telecomの逆転や新たな周波数の利用があるため、再訪問しなければならないと感じている。

ミャンマーに切り替えたため訪問できなかったマレーシアはブルネイ・ダルサラームとセットで訪問することもひとつの案として考えていた。

ブルネイ・ダルサラームのProgresif Cellularは2016年半ばにLTEサービスを開始すると予告しており、Progresif CellularのLTEサービスの開始に合わせてブルネイ・ダルサラームを訪問できればと思っていたが、まだLTEサービスは開始していない。

2017年の予定はまったく決めていないが、査証が発給されることを前提として3ヶ国ほどは渡航する方針をほぼ固めている。

2016年は訪問した国や地域が少なかったため、2017年は2016年を上回りたいところ。

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