IIJmio meeting 14でPLMN番号440-03の取得を発表、電気通信番号指定証を展示
Internet Initiative Japan (以下、IIJ)は2017年1月21日開催のIIJmio meeting 14 大阪会場において、総務大臣より電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:IMSI)の指定を受けたと発表した。
電気通信番号は国識別コード(Mobile Country Code:MCC)、事業者識別コード(Mobile Network Code:MNC)、加入者識別コード(Mobile Subscriber Identification Number:MSIN)で構成されており、日本では総務大臣が指定する。
3桁の国識別コードと2桁または3桁の事業者識別コードで公衆陸上移動体ネットワーク番号(Public Land Mobile Network Number:以下、PLMN番号)を構成し、日本の国識別コードは440または441となる。
総務大臣はIIJに対して2016年12月19日に電気通信番号規則第16条の規定に基づき電気通信番号規則第8条に規定する電気通信番号を指定し、これによりIIJはPLMN番号として440-03を取得した。
IIJmio meeting 14 大阪会場の会場では電気通信番号の指定に際して発行される電気通信番号指定証が展示されている。
これまでにIIJは仮想移動体通信事業者(以下、MVNO)としての事業強化に向けたフルMVNOへの取り組みを発表しており、2017年度中に日本初のフルMVNOとして商用サービスの開始を目指すとしている。
フルMVNOはSIMカードを管理するデータベースのHLR/HSSを自社で運用することで、独自でSIMカードの調達や発行が可能となり、従来より自由なサービス設計を実現するが、そのためにはPLMN番号の取得が必要とされている。
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