韓国向けにLG G6 (LGM-G600)を発表、韓国版はHD DMBを視聴可能
- 2017年02月26日
- Android関連
韓国のLG ElectronicsはFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM端末「LG G6 (LGM-G600)」を韓国向けに発表した。
LG Electronicsが韓国を含めたグローバルでフラッグシップとして展開するスマートフォンである。
OSにはAndroid 7.0 Nougat Versionを採用する。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 821 (MSM8996Pro)を搭載し、CPUはクアッドコアとなっている。
ディスプレイは約5.7インチQHD+(1440*2880)IPS Quantumディスプレイで、画素密度は564ppiに達する。
FullVisionディスプレイと呼ばれるアスペクト比が18:9の液晶となり、フロントのディスプレイ占有率を高めている。
カメラはリアに2個の約1300万画素CMOSイメージセンサ、フロントに約500万画素CMOSイメージセンサを備える。
リアはデュアルカメラとなり、レンズはリアが広角125度と広角71度で構成、フロントが広角100度となっている。
通信方式はFDD-LTE/TD-LTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。
下りはLTE DL Category 12やLTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)を高度化した3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)に対応、上りはLTE UL Category 13およびキャリアアグリゲーションに対応し、通信速度は下り最大600Mbps/上り最大150Mbpsとなる。
Bluetooth 4.2や無線LAN IEEE 802.11 a/b/g/n/ac (2.4GHz and 5.xGHz Dual-Band)やNFC Type A/Bにも対応する。
韓国のモバイル向け地上デジタル放送であるT-DMBに対応するが、解像度は従来のQVGA(320*240)からHD(1280*720)にアップグレードされたHD DMBを視聴できる。
システムメモリの容量は4GBで、内蔵ストレージの容量は64GBを用意している。
外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。
IP68に準拠した防水性能や防塵性能を有する。
電池パックはBL-T32を内蔵しており、容量は3300mAhとなっている。
急速充電のQualcomm Quick Charge 3.0に対応し、充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
リアには指紋認証センサを備えており、セキュリティ性能を高めている。
音響性能も強化されており、米国のESS Technologyが開発した32bit Hi-Fi Quad DACを搭載する。
ヒートパイプを適用して放熱効率を高め、国際基準よりも厳しい様々な品質試験を導入して安全性を大幅に強化し、Google AssistantやリモートASなど人工知能を活用したサービスも備える。
ソフトウェアのアップデートによりLG Payも利用可能となる予定で、2017年6月にソフトウェアのアップデートを提供する計画としている。
カラーバリエーションはAstro Black、Ice Platinum、Mystic Whiteの3色展開である。
韓国では移動体通信事業者のSK Telecom、KT、LG Uplus (LG U+)を通じて販売することが決まっており、型番(モデル番号)はSK Telecom向けがLGM-G600S、KT向けがLGM-G600K、LG Uplus向けがLGM-G600Lとなる。
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