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IDCが2017年Q1のスマホ出荷台数を発表、1位はサムスン電子



米国の調査会社であるIDC Researchは世界における2017年第1四半期のスマートフォン出荷台数に関する調査結果を発表した。

2017年第1四半期はスマートフォンの出荷台数が前年同期比4.3%増の3億4,740万台となった。

メーカーおよびブランド別の出荷台数および占有率も公開されている。

1位は韓国のSamsung Electronicsである。

出荷台数は前年同期と変わらず7,920万台、占有率は前年同期比1ポイント減の22.8%となった。

2位は米国のAppleである。

出荷台数は前年同期比0.8%増の5,160万台、占有率は前年同期比0.5ポイント減の14.9%となった。

3位は中国のHuawei Technologies (華為技術)である。

出荷台数は前年同期比21.7%増の3,420万台、占有率は前年同期比1.4ポイント増の9.8%となった。

4位は中国のGuangdong OPPO Mobile Telecommunications (広東欧珀移動通信)である。

出荷台数は前年同期比29.8%増の2,560万台、占有率は前年同期比1.5ポイント増の7.4%となった。

5位は中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)である。

出荷台数は前年同期比23.6%増の1,810万台、占有率は前年同期比0.8ポイント増の5.2%となった。

その他のメーカーおよびブランドは出荷台数が前年同期比1.0%減の1億3,870万台となり、占有率は前年同期比2.2ポイント減の39.9%としている。

占有率は上位5社のみで6割以上を占めた。

また、3位~5位の中国に本社を置く3社は出荷台数が大幅に増加し、いずれも前年同期比20%以上の増加を記録した。

Huawei Technologiesはプレミアム市場ではPシリーズやMateシリーズで存在感を示し、エントリー市場ではYシリーズやHonorブランドで存在感を示し、広い価格帯で地位を確立している。

Guangdong OPPO Mobile TelecommunicationsはOPPO R9sが中国市場を中心に好調な結果を収めた。

中国市場が4分の3程度を占めており、依然として中国市場が中心となるが、インドでは事業規模の拡大に向けて積極的に取り組み、インドネシアなど東南アジア各国ではサービスセンターを増やしてアフターサービスの強化を図る。

vivo Mobile Communicationは中国向けのvivo X9に支えられた。

中国市場以外ではインド市場の強化に取り組んでおり、インドのほか東南アジア各国でも事業規模に向けた活動を継続している。

IDC

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