NTTドコモがドローン中継局による携帯電話サービスのエリア化に成功
- 2017年05月18日
- docomo-総合
NTT DOCOMOは災害時などを想定したドローン中継局による携帯電話サービスのエリア化に成功したと発表した。
ドローン中継局の導入に関しては、災害時などで携帯電話サービスの利用が困難となったエリアの救済を目的として検討を進めてきたという。
群馬県吾妻郡長野原町では実証実験を実施しており、2017年5月17日に当該地区のエリア化の成功を確認したとのことである。
ドローン中継局はドローンでの利用を想定した専用の小型中継局を搭載し、周辺のNTT DOCOMOの基地局から発射される電波を上空で捕捉および中継することで、臨時の携帯電話サービスのエリアを構築する。
従来の移動基地局車などと比較してドローン中継局は可搬性に優れるため、災害時に地盤の影響などに左右されず、迅速な復旧を実現できる。
NTT DOCOMOはドローン中継局の早期導入を目指して、群馬県、茨城県、栃木県、埼玉県、千葉県、神奈川県で実験試験局免許を取得して実証実験を実施している。
これからは2017年度下期を目途に地上の電源と接続した実験を実施して実災害時にも実効性のある連続24時間運用の実現を目指すという。
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