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Qualcomm、米国でiPhoneの輸入禁止を申し立て



米国のQualcommは米国のAppleを相手に損害賠償を求めてカリフォルニア州南部地区連邦地方裁判所に提訴し、併せてAppleが展開するiPhoneの輸入を差し止めるよう米国国際貿易委員会(United States International Trade Commission:USITC)に申し立てた。

QualcommはAppleがQualcommの6件の特許技術、具体的には米国特許第8,633,936号、米国特許第8,698,558号、米国特許第8,487,658号、米国特許第8,838,949号、米国特許第9,535,490号、米国特許第9,608,675号を違法かつ不当に使用したと主張しており、特許権侵害の損害賠償の支払いをAppleに求めている。

Appleは重要な6件のQualcommの特許技術を継続して使用しているが、Qualcommに対するライセンス料の支払いは拒否しており、Qualcommは特許権侵害訴訟を通じて6件の特許権侵害を阻止するとのことである。

Qualcommの発明はiPhoneの心臓部となっており、それはベースバンドプロセッサなど通信関連技術に限定されたものではなく、Qualcommのすべての特許技術に正当なライセンス料を支払うべきとしている。

さらに、Qualcommは米国国際貿易委員会に対して、Qualcommの特許技術を違法かつ不当に使用したiPhoneを製造国から米国に輸入禁止とする限定排除命令を発動するよう要求した。

米国国際貿易委員会は2017年8月よりiPhoneに関する調査を開始すると見込まれる。

Qualcomm

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