デュアルバンドLTEに対応したドコモ向けサムスン製スマートフォンSGH-N066が技適通過
- 2012年06月27日
- docomo-SAMSUNG
総務省の技術基準適合証明又は工事設計認証を2012年4月に通過した端末が公示された。
NTT docomo向けのSamsung Electronics製LTE/W-CDMA端末「SGH-N066」が2012年4月20日付けでTUVを通過した。
SGH-N066は下記の無線種別でTUVを通過している。
第2条第11号の3に規定する特定無線設備
第2条第11号の7に規定する特定無線設備
第2条第11号の19に規定する特定無線設備
モバイルネットワークはLTE 2100(I)/1500(XXI) MHz, W-CDMA 2100(I)/800(VI) MHzで通過している。
LTE方式の通信は既存のLTE 2100(I) MHzに加えて2012年度から導入される予定のLTE 1500(XXI) MHzでも認証を受けており、デュアルバンドに対応していることが分かる。
NTT docomoはLTEサービスXiの通信速度を高速化させる計画で、東名阪地域以外では2012年度からLTE 1500(XXI) MHzの15MHz幅を使用してサービスを開始する予定である。
尚、W-CDMA 1700(IX)/800(XIX) MHzには非対応となっている。
Bluetoothや無線LANの周波数帯では通過しておらず、後から再通過すると思われる。
SGH-N066は未発表端末のメーカー型番である。
TUVは2012年3月28日付けでも通過しているが、今回は前回に認証を受けた周波数帯に加えてLTE 1500(XXI) MHzでも認証を受けている。
以前にはSamsung Electronicsの公式サポートページにスマートフォンのカテゴリでSGH-N066が登場しており、SGH-N066はスマートフォンであることも分かっている。
デュアルバンドLTEに対応していることはエリア面や速度面で有利と考えられるので、期待しておきたいところである。
・総務省電波利用ホームページ
http://www.tele.soumu.go.jp/index.htm
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