VodafoneとNokiaが月で4G LTEネットワークを構築へ、1.8GHz帯を利用
- 2018年02月28日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupの全額出資子会社でドイツの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone GmbHは月でLTEネットワークを構築すると発表した。
ドイツの技術者グループであるPTScientistsはMission to the Moonとして月面探査を進めており、Vodafone GmbHやドイツの完成車メーカーであるAUDI AGがMission to the Moonの支援を行っている。
Vodafone GmbHはMission to the Moonを支援する一環で、月においてLTEネットワークを構築する。
技術パートナーとしてフィンランドのNokiaを選定しており、LTEネットワークの構築にはNokiaの通信設備を利用することになる。
人類初の月面着陸から50年後、地球の衛星はLTEネットワークを得ることになり、Vodafone GmbHのLTEネットワークを通じて月面からHDクラスの動画を送信できるようになるとVodafone GmbHは説明している。
周波数はFDD-LTE方式の1.8GHz帯(Band 3)を利用する。
通信設備などは米国のSpace Exploration Technologies (SpaceX)が2019年に打ち上げるFalcon 9ロケットに搭載する予定である。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。