ロシアのMegaFonがNeosprintを買収へ、5G向け3.5GHz帯が目的
- 2018年04月04日
- 海外携帯電話
ロシアの移動体通信事業者(MNO)であるMegaFonは取締役会においてNeosprintの株式100%を取得することで決議したと発表した。
Neosprintは首都・モスクワ市内で3.5GHz帯を保有しており、MegaFonは3.5GHz帯を取得する目的でNeosprintを買収すると説明している。
2018年4月末までに取引を完了する計画で、取引総額など追加情報は取引の完了時に提供する予定という。
3.5GHz帯は第5世代移動通信システム(5G)の候補周波数帯のひとつで、特にサブ6GHz帯では3.5GHz帯の利用が有力視されている。
MegaFonはNeosprintの買収を完了後、3.5GHz帯を利用して5Gのネットワークを構築する計画である。
2018年6月から2018年7月にロシアで開催される2018 FIFA ワールドカップに合わせてモスクワ市内の会場となるスタジアムで5Gの試験サービスを導入し、5Gの商用化に向けた準備を加速させるという。
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