韓国のKT、WiBroの加入件数が1年間で半減
- 2018年07月01日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKT CorporationはWiBroの加入件数が1年間で半数近くも減少したことが分かった。
KT CorporationがWiBroの加入件数を明らかにしており、2018年4月末時点で266,719件まで減少したという。
前年同期の加入件数は510,671件であるため、WiBroの加入件数は前年同期比47.8%減となった。
WiBroの加入件数は1年間でほぼ半減したことが分かる。
KT CorporationはWiBroの加入者に対してLTEへの移行を促進している。
そのため、LTEへの移行の加速に伴ってWiBroの加入件数は大幅に減少し、WiBroの事業は採算性が悪い事業となっている。
WiBroの加入件数が10万件を下回る程度まで減少すれば、WiBroの事業撤退に係る申請を韓国の政府機関で電気通信分野の規制を担う科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)に提出する可能性が高い。
科学技術情報通信部がWiBroの事業撤退を承認後にKT CorporationはWiBroから撤退できる見込みである。
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