イエメンのAden Netがウェブサイトを開設、4G LTEサービスの料金プランなどを公開
- 2018年08月01日
- 海外携帯電話
イエメンの移動体通信事業者(MNO)であるAden Netは公式ウェブサイトを開設した。
公式ウェブサイトには料金プランなどが掲載されている。
Aden Netはイエメンで初めて4GとしてLTEサービスを商用化しており、データ通信のみを提供する。
料金はデータ通信容量が20GBで3,000イエメンリアル(約1,300円)、40GBで5,000イエメンリアル(約2,200円)、60GBで6,500イエメンリアル(約2,900円)、80GBで8,500イエメンリアル(約3,800円)となっている。
通信速度は20Mbps程度となり、対応端末としては据置型無線LANルータのHUAWEI B315とHUAWEI B612を用意している。
提供エリアはアデン県の一部となり、アデンのほかリトル・アデン、シャイフ・ウスマーン、マディナ・アシャーブなどアデンの周辺で利用できる。
Aden Netはイエメン政府が設立しており、イエメン政府が臨時首都と定めるアデンとその周辺が事業範囲となる。
従来の首都であるサナアは反乱軍のフーシ派が支配しているため、イエメン政府の支配は及んでいない。
中国のHuawei Technologies (華為技術)、サウジアラビアのSaudi Telecom Company (STC)、アラブ首長国連邦(UAE)のEmirates Telecommunications Group Company、エジプトのVodafone Egypt Telecommunicationsと協力してLTEサービスを商用化しており、通信設備はHuawei Technologiesより調達したことが分かっている。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。