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Sony Mobileの北京工場運営会社を清算へ



Sonyの完全子会社であるSony Mobile Communicationsの子会社で中国のBeijing SE Potevio Mobile Communications (北京索愛普天移動通信)は清算の手続きに入ることが分かった。

Beijing SE Potevio Mobile Communicationsに少数株主として資本参加する中国のNanjing Panda Electronics (南京熊猫電子)が情報を開示した。

2019年3月28日にBeijing SE Potevio Mobile Communicationsの取締役会に相当する董事会を開催し、Beijing SE Potevio Mobile Communicationsを清算することで決議したという。

Beijing SE Potevio Mobile Communicationsは設立が1995年8月8日で、登録資本は3,000万米ドル(約33億2,013万円)である。

中国の首都・北京市でスマートフォンを製造する工場を保有し、Sony Mobile Communicationsが開発したスマートフォンを製造する工場として機能してきた。

出資比率は中国のChina Potevio (中国普天信息産業)が27.0%、中国のSony Mobile Communications (China) (索尼移動通信産品(中国))が26.0%、Sony Mobile Communicationsが25.0%、Nanjing Panda Electronicsが20.0%、香港特別行政区のHong Kong Yung Shing Enterprise (香港永興企業)が2.0%となっている。

Sony Mobile Communications (China)はSony Mobile Communicationsの子会社であるため、Sonyによる出資比率は間接的に51.0%となる。

Beijing SE Potevio Mobile CommunicationsはSony Mobile CommunicationsがSony Ericsson Mobile Communicationsの時代も含めて主要な工場として長年にわたり稼働してきたが、Sony Mobile Communicationsのスマートフォン事業の低迷を受けて製造の需要が低下し、2019年3月末をもってスマートフォンの製造を終える。

筆者が人生で最初に購入したスマートフォンはBeijing SE Potevio Mobile Communicationsの工場で製造されたスマートフォンであり、前身を含めて20年超の実績があるBeijing SE Potevio Mobile Communicationsの閉鎖は少し寂しく感じる。

Nanjing Panda Electronics

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