5Gに対応したvivo X30を12月に発表へ、サムスン電子製のExynos 980を採用

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中国のvivo Mobile Communication (維沃移動通信)はスマートフォン「vivo X30」を2019年12月に発表すると明らかにした。

vivo Mobile CommunicationはWeibo (微博)を通じてvivo X30の発表を予告している。

vivo X30は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したスマートフォンで、チップセットに韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)が開発したSamsung Exynos 980を搭載するという。

その他の詳細は明らかにされていない。

Samsung Exynos 980はアプリケーションプロセッサとNR方式に対応した通信モデムが統合されたチップセットである。

CPUは64bit対応でオクタコアとなり、デュアルコアで動作周波数が2.2GHzのARM Cortex-A77とヘキサコアで動作周波数が1.8GHzのARM Cortex-A55で構成される。

通信方式はNR/LTE/W-CDMA/TD-SCDMA/CDMA2000/GSM方式に対応する。

NR方式は単独で動作するスタンドアローン(SA)構成と、LTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成に対応しており、周波数はサブ6GHz帯のFR1を利用できる。

通信速度はNR方式のみで下り最大2.55Gbps/上り最大1.28Gbpsとなる。

NSA構成ではLTE方式とNR方式のデュアルコネクティビティ(E-UTRA-NR Dual Connectivity：EN-DC)が動作し、EN-DCでは通信速度が下り最大3.55Gbpsに達する。

vivo X30はSamsung Exynos 980を搭載した最初のスマートフォンとなる見込み。

また、vivo Mobile Communicationsとしては初めてSamsung Electronics製のチップセットを採用することになる。

Weibo – vivo