ベトナムのVinsmart、スマートテレビを12月に発表へ
- 2019年11月30日
- Android関連
ベトナムのVingroupの子会社で同国のVinsmart research and manufactureは2019年12月にスマートテレビを発表することが分かった。
Vinsmart research and manufactureは2018年12月よりVsmartのブランドでスマートフォンの展開を開始したが、2019年12月からは同じくVsmartのブランドでスマートテレビを展開するという。
狭額縁設計で4K解像度のディスプレイを搭載し、OSにAndroid TVを採用したスマートテレビを投入する予定である。
スマートテレビはVinsmart research and manufactureがベトナムの首都・ハノイ市のホアラック地区に位置するホアラック・ハイテクパークに開設した工場で製造する。
スマートフォンに次いでVinsmart research and manufactureが製造する2番目の電子製品がスマートテレビとなる。
ほかにIoT機器の製造も行う計画が明らかにされている。
Vingroupは子会社を通じて様々な事業を展開するが、その中でも不動産関連事業を軸とする。
不動産関連事業では次世代に向けてスマートシティやスマートホームの開発なども手掛けており、スマートシティやスマートホームを実現するうえでスマートフォン、スマートテレビ、その他のIoT機器の活用が期待される。
また、小売事業もVingroupにとって重要な事業のひとつである。
ベトナム全土で保有する既存の店舗網を活用してVinsmart research and manufactureの製品の販売拡大を促進し、さらに一部の店舗はサポートの窓口としても機能し、小売事業と電子製品事業の組み合わせで相乗効果を狙う。
Vinsmart research and manufactureの意思決定権はVingroupが支配しており、Vinsmart research and manufactureの事業はVingroupが展開する既存の事業と結びつきがある状況で、VingroupとしてはVinsmart research and manufactureを通じて中核事業のさらなる成長に繋げる狙いがある。
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