ベトナムのBkav、KaiOSを搭載したBkav C85を発売へ
- 2020年06月13日
- 海外携帯電話
ベトナムのBkav Corporationは携帯電話「Bkav C85」を準備していることを明らかにした。
Bkav C85はスマートフィーチャーフォンと位置付けており、スマートな機能を備えたフィーチャーフォンになるという。
OSには米国のKaiOS Technologiesが開発したKaiOSを採用する。
スマートフォンで人気のあるアプリケーションを利用できるフィーチャーフォンとなり、KaiOS向けの様々なアプリケーションを利用できる。
モバイルネットワークは第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式に対応するほか、コンパクトな本体や良好な電池持ちも特徴としている。
これまで、Bkav CorporationはBphoneシリーズでスマートフォンを展開してきたが、Bkav Corporationにとっては最初のBphoneシリーズではない携帯端末となる。
BphoneシリーズのスマートフォンはBkav Corporationが自ら設計や開発を行うが、Bkav C85ではODM方式を採用しているため、設計や開発はODM企業が担当する。
価格は100万ベトナムドン(約4,600円)未満となる見込みで、ベトナムの移動体通信事業者(MNO)を通じて2020年7月に発売する予定である。
Bkav C85の詳細なスペックや発売日、取り扱う具体的な移動体通信事業者までは公表されておらず、発売時期が迫れば詳細を案内する見通し。
ベトナムでは低価格帯のフィーチャーフォンに一定の需要があり、第2世代移動通信システム(2G)のGSM方式に対応したフィーチャーフォンは多く使われている。
しかし、ベトナムの移動体通信事業者各社は2022年までにGSM方式を停波する案が出ており、移動体通信事業者各社はGSM方式からLTE方式への移行を促進する施策を検討している。
ベトナムの移動体通信事業者としてもLTE方式に対応したBkav C85を低価格で提供することで、GSM方式からLTE方式への移行の促進を図ると思われる。
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