2画面回転スマホLG WINGはベトナム製、ハイフォン市で製造
- 2020年09月21日
- Android関連
韓国のLG Electronicsはスマートフォン「LG WING」はすべてベトナムで製造することが分かった。
LG ElectronicsはLG WINGの製造国をベトナムと案内しており、LG Electronicsが子会社を通じてベトナムで所有および運営する工場でLG WINGの製造を行うと考えられる。
ベトナムではLG Electronicsの子会社でハイフォン市を拠点とするLG Electronics Vietnam Hai Phongがハイフォン市でスマートフォンの製造を行う工場を所有および運営している。
そのため、LG WINGはLG Electronics Vietnam Hai Phongがハイフォン市で製造すると分かる。
LG Electronicsは同社がプレミアムスマートフォンとして分類するフラッグシップのスマートフォンは長らく韓国の工場で製造してきた。
韓国では京畿道平沢市に所在するLG Electronicsの工場でプレミアムスマートフォンを製造してきたが、LG Electronicsでスマートフォンをはじめとする携帯端末事業を担当するMC (Mobile Communications)事業本部の業績が低迷しており、製造の効率化に伴う業績の改善を目指して製造コストが高い韓国ではスマートフォンの製造を終了し、プレミアムスマートフォンの製造拠点も製造コストが安いベトナムに順次移転することを決定した。
これまで、スマートフォンの製造拠点をベトナムに移転するための取り組みは段階的に進めてきた。
韓国で発売したLG Electronicsのプレミアムスマートフォンとしては2019年5月10日に発売したLG V50 ThinQ 5Gまでは韓国の工場で製造していたが、2019年10月11日に発売したLG V50S ThinQからはベトナムでも製造を開始し、LG V50S ThinQおよび2020年5月15日に発売したLG VELVETはベトナムと韓国の両方の工場で製造していた。
2020年10月に発売する予定のLG WINGは製造国をベトナムと案内しており、製造国の案内には韓国を記載していないため、製造拠点をベトナムの工場に集約することになった。
LG Electronicsとしては完全にベトナムで製造を行う最初のプレミアムスマートフォンがLG WINGとなる見込みである。
LG WING以降に発売するLG Electronicsのプレミアムスマートフォンは基本的にベトナムの工場で製造することになると思われる。
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