ソフトバンクとワイモバイル、MNP転出手数料を完全撤廃へ
- 2020年10月28日
- SoftBank-総合, Y!mobile
SoftBankは携帯電話番号ポータビリティ(MNP)の転出に係る手数料を完全に撤廃する計画を発表した。
携帯電話業界をさらに活性化して、顧客が多様なサービスやプランを自由に選択できるようにするための施策のひとつとして実施するという。
SoftBankが提供するSoftBankブランドおよびY!mobileブランドの両方の携帯通信サービスを対象として、2021年春を目途にMNP転出手数料を完全に撤廃する予定である。
具体的な時期は示しておらず、さらなる詳細は改めて発表される見込み。
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の有識者会議で無料化の方向性が示されたウェブ窓口に加えて、店頭やコールセンターを含めたすべての受け付け窓口におけるMNP転出手数料を完全に撤廃すると案内している。
なお、SoftBankブランドの場合、ウェブ窓口はMy SoftBank、店頭はソフトバンクショップ、Y!mobileブランドの場合、ウェブ窓口はMy Y!mobile、店頭はワイモバイルショップを意味する。
これまでは、My SoftBankおよびMy Y!mobileではMNPの転出に係る手続きを9時から20時まで受け付けていたが、My SoftBankおよびMy Y!mobileでは受け付けの時間を24時間に拡大する予定も同時に発表した。
総務省はモバイル市場の公正な競争環境の整備に向けたアクション・プランを発表しており、携帯電話事業者間の乗り換えの円滑化として乗り換えに係る費用を低下させるための取り組みが必要として、オンラインによる受け付けの24時間化や手数料の原則無料化などを掲げていた。
SoftBankは総務省のアクション・プランに呼応した施策を実施することになる。
MNP転出手数料の完全な撤廃やオンラインによる受け付けの24時間化を実施することで、顧客が携帯電話事業者を自由に選択して円滑に乗り換えられると説明している。
また、SoftBankブランドとY!mobileブランドのダブルブランドはSoftBankの通信事業を推進する両輪として展開しており、これからも顧客の需要に応えられるサービスの提供を目指すという。
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