高耐久スマホMotorola Defyが復活か、XT2083-8がWi-Fi認証を通過
- 2021年03月27日
- Android関連
英国のBullitt Group製のLTE/W-CDMA/GSM端末「XT2083-8」が2021年3月11日付けでWi-Fi Allianceの認証を通過した。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acで認証を受けている。
無線LANの周波数は2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
XT2083-8は未発表端末の型番である。
Wi-Fi Allianceの認証ページではOSにAndroid 10を採用したスマートフォンで、製品名はMotorola Defyとなることが記載されている。
型番は米国のMotorola Mobilityの型番規則と一致し、製品名には米国のMotorola Trademark Holdingsが保有する商標が含まれるが、申請者はBullitt Groupとなっている。
これまでに、Bullitt Groupは高耐久性能を備えた頑丈なスマートフォンの開発でMotorola Mobilityと提携することを正式に発表している。
Motorola Trademark Holdingが保有する商標を使用して頑丈なスマートフォンをグローバルで展開することでMotorola Mobilityと独占的かつ長期的な提携で合意した。
米国のCaterpillarや英国のLand Roverが保有する商標を使用して頑丈なスマートフォンを展開してきた実績を有するが、新たにMotorola Trademark Holdingが保有する商標を使用して頑丈なスマートフォンも展開することになる。
なお、米国のMotorolaは2011年1月4日に携帯端末事業などを行うMotorola Mobilityと無線通信事業などを行う米国のMotorola Solutionsに分割しており、Motorola MobilityおよびMotorola SolutionsもMotorola Trademark Holdingsが保有する商標を使用する構造となっている。
Motorola Defyは過去にMotorola Mobilityが展開していた頑丈なスマートフォンの製品名である。
Bullitt GroupはMotorola Mobilityと提携して新たに発売する頑丈なスマートフォンの製品名としてMotorola Defyを復活させると思われる。
型番のXT2083-8はXT2083シリーズとなるが、XT2083シリーズはMotorola Mobility製のmoto g9およびmoto g9 play、中国のLenovo (Beijing) (聯想(北京))製のLenovo K12 Noteの型番に該当する。
Motorola MobilityとLenovo (Beijing)はいずれもLenovo Group (聯想集団)の完全子会社で、moto g9およびmoto g9 playは同一の製品であるが、インドではmoto g9、日本を含めたグローバルではmoto g9 playとして展開し、Lenovo K12 Noteはmoto g9 playをベースとしている。
XT2083シリーズではmoto g9 playが事実上のメインの製品となる。
そのため、新たに発売する頑丈なスマートフォンはmoto g9 playをベースに開発を進めていると思われる。
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