FCNTが、スマホ型のローカル5G対応スマートデバイス2号機を発表
- 2021年10月18日
- Local 5G
FCNTはNR/LTE端末「ローカル5G対応スマートデバイス2号機 (SMDE01001)」を発表した。
ローカル5Gに対応したスマートフォン型の端末である。
OSにはAndroid 11を採用している。
チップセットは64bitに対応したQualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイは約6.3インチFHD+(1080*2280)フレキシブル有機ELを搭載する。
カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、広角カメラの約800万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約500万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約1600万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FR1, TDD) 4700(n79)/3500(n78) MHz, LTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B21)/800(B19) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/ 1900(B39/sXGP) MHzに対応している。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はサブ6GHz帯のFR1で定義された周波数に対応しており、ローカル5Gはn79の4600~4900MHzで動作する。
無線アクセスネットワーク(RAN)構成はスタンドアローン(SA)構成およびノンスタンドアローン(NSA)構成に対応したデュアルモード5Gで、下りは4×4 MIMOに対応するほか、ソフトウェアのアップデートを通じて上りの2×2 MIMOにも対応する予定である。
第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式は下りの5コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(5CC CA)および4×4 MIMOに対応している。
SIMカードのサイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。
Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCおよびFeliCaも利用できる。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は128GBである。
外部メモリの利用にも対応している。
IPX5/IPX8に準拠した防水性能やIP6Xに準拠した防塵性能を備える。
電池パックは内蔵式で、容量は3600mAhとなっている。
2021年10月下旬より順次提供する予定である。
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