Microsoftの2画面スマホSurface Duo 2 (1968)が技適通過
- 2022年01月08日
- Android関連
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)は技術基準適合証明や工事設計認証などを通過した機器の情報を更新した。
米国(アメリカ)のMicrosoft製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「1968」が2021年9月6日付けでDSP Researchを通じて電波法に基づく工事設計認証を取得したことが分かった。
工事設計認証番号は003-210161である。
モバイルネットワークはNR (FR1, FDD) n1/n3/n28, NR (FR1, TDD) n77/n78/n79, LTE (FDD) B1/B3/B8/ B19/B26/B28, LTE (TDD) B39/B41/B42, W-CDMA I/VIIIで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯および5GHz帯を利用できる。
1968はSurface Duo 2の型番のひとつである。
Surface Duo 2は2枚のディスプレイを搭載したスマートフォンで、型番は1968と1995の2種類が存在するが、日本では工事設計認証を取得した1968を販売することになる。
Microsoftの日本法人であるMicrosoft Japan (日本マイクロソフト)は2022年1月7日付けでSurface Duo 2を2022年1月11日に日本で発売することを発表している。
そのため、すでに日本でSurface Duo 2を展開することは確定しており、工事設計認証の取得に伴い日本で販売する型番も確定した。
工事設計認証は2021年9月6日付けで取得していたが、情報の公開まで非公開期間を設定し、日本向けの発表に合わせて情報を公開したと思われる。
原則として工事設計認証で通過した周波数が日本で利用できる周波数となる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式でも工事設計認証で通過しており、日本ではサブ6GHz帯を中心とするFR1で定義された周波数を利用できる。
Microsoftは日本の通信事業者で利用できることを案内している。
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