AQUOS R7と思われるシャープ製スマホがFCC通過
- 2022年06月20日
- Android関連
SHARP製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「HRO00314」および「HRO00315」が2022年6月15日付けで米国(アメリカ)の連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)の認証を通過した。
FCC IDはそれぞれAPYHRO00314およびAPYHRO00315である。
携帯通信網はいずれもLTE (FDD) B2/B4/B5/B7/ B12/B13/B17, LTE (TDD) B38/B41, W-CDMA II/IV/V, GSM 850/1900で認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応しており、周波数は2.4GHz帯と5GHz帯を利用できる。
いずれもメーカー型番でFCCの認証を通過し、スマートフォンとなることが分かっている。
IEEE 802.11axに対応することから、ハイスペックなスマートフォンと推測できる。
SHARPは2022年夏に発売するハイスペックなスマートフォンとしてAQUOS R7を発表しており、FCCを通過したスマートフォンはAQUOS R7に該当すると考えられる。
また、電池パックの容量は5000mAhと記載されており、AQUOS R7の仕様と一致する。
AQUOS R7はNTT DOCOMO向けのAQUOS R7 SH-52CおよびSoftBank Corp.向けのAQUOS R7 (A202SH)を発表しているため、この2機種が2022年6月15日付けでFCCを通過したと思われる。
AQUOS R7 SH-52Cは2022年7月下旬以降、AQUOS R7 (A202SH)は2022年7月上旬以降に発売する予定である。
なお、米国の政府機関であるFCCでは米国で利用できる周波数に限り認証を行う。
そのため、日本と米国の両方で利用できる周波数を除いて、FCCでは原則として日本で利用できる周波数は認証を行わないことに留意しておきたい。
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